海外移住とかセミリタイアライフとは別の世界で、
ノマドワーカーという生き方を実践している人たちもいると思う。
旅をしながら生活する
「旅をしながら生活する」というような意味らしいが、
この言葉が流行りだしたのは、ウィキペディアによると2012年頃かららしい。
私が日本と海外の往復を始めたのが2011年だから、
ちょうどその頃から広がり始めたようだ。
ノマドワーカーに厳密な定義があるわけではないが、
海外とか国内にはこだわらず、遊牧民のように1カ所に定住しないということが重要なのだと思う。
ノマドワーカーにしても、私のように海外で好きな場所を転々とする場合でも、
住居やホテル選びは非常に重要だ。
費用対効果の高い仕事場選びのコツはお金の問題だけではない。
仕事をする上でも、リラックスする上でも、
自分の好みの住みかを見つけるテクニックを磨くのも楽しいものだ。
予約サイトは慣れたものを1つ決める
最初の頃は、ホテル選びでは、色々な予約サイトを使ったりしたが、
今使っているのはAgodaだけだ。
トリップアドバイザーとかエクスペディアとか、色々なサイトがあるが、
最近ではほとんど同じようなサービスになったので、自分が慣れたものを1つ決めるの方が楽だと思う。
誰でも知っていると思うが、予約サイトのに載っている写真は
「盛り盛り」
で、鵜呑みにしない方が良い。
間違いなく8割の確率で「写真と違う」と落胆することになるが、
そういうものだと思っていれば、
逆に2割の確率で「写真と同じだ!!」となった時の感動が大きくなる。
それはともかく、ホテルの予約には十分な時間をかけた方が良いという事を10年間の修行で習得した。
ホテル予約は後回しになりがち
というのは、仕事でパンパンになっていると、
「いつでも予約できる」
「予約は直前でもイイや」
などと思って、ホテルの予約は、つい後回しになりがちだ。
飛行機と違って予約が取れないという事はまずないので、どうしても後回しになるのだが、ここに時間をかけるかどうかで、その後の生産性が大きく変わってくる。
というのは、焦って予約をした場合、
細かな部分を見落としてしまうことがよくあるからだ。
現地に着いてみたら、窓のない部屋だったり、
朝食付きで頼んだつもりが、朝食がついていなかったなど、たくさんの失敗をした。
リラックスするにしても、仕事に集中するにしても、ホテルやコンドミニアムを選ぶには、多くの時間をかけても、コストパフォーマンスは充分プラスになると思う。
有名な観光地へ行く場合はともかく、そうでない場合は、ホテルはいくらでもあるので、じっくりと時間をかけて選んだ方が良いと痛感している。
この生活を始めた頃は「経験値を高めることが大事」と、
窓なしの部屋にも泊まったことがあるが、さすがに今は泊まることはない。
当時は飛行機もお金を払って乗っていたし、
まだWEBセミナーも一般的ではなかったので、セミナーを開催できる回数も限られていたので、相当に節約を心がけていた。
部屋からの眺めは大事な要素
いまはだいぶ余裕ができたので、値段よりもロケーションや眺めで部屋を選ぶようにしているのだが、やはり焦っていると細かな部分を見落とすことがある。
部屋からの眺めはものすごく大事だと思っており、
仕事の途中の一休みするにせよ、1日中本を読んだり、
のんびりしている時でも、窓からの眺めの良し悪しで1日の気分が決まると思う。
毎回の予約でやるわけではないが、
時間のある時には、2つか3つのホテルに目星をつけて、
Google マップと突き合わせて東西南北の日当たりや窓の方向まで確かめて部屋を予約するようにしている。
まぁ、ここまでいけば、ノマドワーカーとしては中級者の部類に入るだろう。