タイで会社を設立してレンタルオフィスに入居

コロナの前までは、タイの首都バンコクと、
お隣のカンボジアのアンコールワット有名なシェムリアップで
ホテルを2軒、経営していた。

エアビ(Airbnb)でホテル経営

と言うとカッコいいのだが、
ホテルといっても、いわゆるエアビ(Airbnb)を使った民泊系だ。

ただ、民泊といっても小さな部屋をシェアするようなイメージではなく、
バンコクの物件は3フロアで500平米ほどあり、

カンボジアの方はさらに大きく、3階建てで1000平米のプールとエステルーム付きの物件だった。

カンボジアの物件は立地の関係で苦戦したが、
バンコクの方は稼働率85%程度で、11月から3月位まではほとんど満室だった。

2017年にタイで法人設立

観光ビザで入国して、そのままいろいろなビジネスを始める人もいるが、
ハラハラしながらやるのも嫌なので、2017年にタイで会社を作った。

日本国内での仕事でかなり利益が出るので、
節税の目的もあり、もともと法人を作るつもりでいたのだが、
このタイ特有の制度のため、少し迷うところがあった。

この国では外国人が会社を作った場合、タイ人を4人以上雇うなければならない。

いくら人件費が日本の3分の1以下とは言え、4人も雇うのは大変なことだ。

法人設立には、タイ人を4人以上雇う義務が

しかし、こちらもタイ特有の緩さがあり、

「魚心あれば水心」

で、相応の手数料を払うことによってクリアすることができた。

単なるペーパーカンパニーではなく、きちんと事務所も構え、
それなりのビジネスマン気分を満喫していた。

オフィスはバンコクのど真ん中にある
インターチェンジタワーという高層ビルの33階で、
六本木ヒルズみたいなビルだ。

バンコクのインターチェンジタワー

バンコクでは、このインターチェンジタワーと
スクンビット通りを挟んで向かい側にあるエクスチェンジタワーの2つを知らない人はいないほどの中心地だ。

オフイスのマドから眺めるアソーク通り バンコクのど真ん中

オランダに本社のあるリージャスというレンタルオフィス大手の会社が提供しているもので、10平方メートル位の小さな部屋だったが、
1人で仕事をするには広すぎる位の部屋だった。

私の大好きなベンジャキティ公園を見下ろすことができる絶好の眺めの部屋で、
自分としては最高の決断だったと思う。

残念ながら、コロナで民泊もオフィスもリセットがかかってしまったが、
今は捲土重来を狙って、色々と新しいビジネスモデルを考えている。

もう民泊をやるつもりはないが、
このインターチェンジタワーのオフィスだけは、
絶対にもう一回戻りたいと思っている。