セミリタイアのまま現役を貫く理由

私が完全リタイアを目指すのではなく、
生涯セミリタイアのまま現役を貫きたいと思う理由は、なんといっても仕事が好きだからだ。

生涯セミリタイアの理由とは

仕事が好きならフルタイムで働けば良いというものではなく、
還暦を超えても、70歳を超えても現役で好きな仕事を続けていくためには、
体も心も長持ちさせなければならない。

そのためには、煩わしい人間関係や嫌な人間とは、できるだけ距離を置く必要がある。

いま私は、

「時間、場所、人間関係」

からは80%以上は解放されたと思っている。

人間関係からの解放の重要性

ストレス・フリーの状態を目指すには、この3つから解放される必要があるのだが、
どれか1つ選べと言われれば、躊躇なく人間関係からの解放を選ぶ。

会社勤めで、嫌な上司や同僚と一緒に、
好きでもない仕事をさせられている場合でも、
やはり、同じような答えが出るのではないだろうか。

時間を拘束され、好きでもない仕事をさせられたとしても、

周りに嫌な人間がいないのであれば耐えられると思う。

結局のところ、ストレスの最大の要因は人間関係であり、ここから解放されることが一番重要だと感じている。

フリーランスとしての経験

フリーランスでやっていく場合、
国内だけを拠点にしていると、とにかく生活コストが高いので、嫌な仕事を受注したり、

イヤな人間関係に巻き込まれる確率が高くなってしまう。

私はChatGPTの出現でフリーランスの時代が到来したと考えている。

私の三大特技の1つであるローコストライフを追求していくと、嫌な仕事を受注したり、無理な営業をする必要が少なくなる。

生活コストを下げるという事と節約をするというのは全く別で、
生涯現役を貫くためには贅沢も必要だし、

友人や知り合いから、「すごいね」「うらやましい」と評価されることも大切な要素だ。

人間関係から解放されるというのは、
世捨て人になるということではなく、

「好きな人と、好きなときに、好きなだけ」

というのが理想の姿だ。

もちろん相手があることなので、こんな事は無理なのだが、気の合う人たちと「あーでもない、こーでもない」と話をしているのは楽しいことだし、人間には絶対に必要なことだ。

私も会社勤めを辞め独立した後は、
かなり頑張って仕事を増やしていったので、
時間にしろ、人間関係にしろ、我慢しなければならないことも多かった。

似たようなビジネスモデルを展開していた同業者の中には、どんどん規模を拡大していく人も多かったのだが、私は最初からフリーランスを目指していた。

フリーランスというのは1人で仕事をするという意味ではなく、マイクロカンパニーとかミニ法人と言われるように、

小さな会社をベースに、できるだけ好きな仕事だけを受注していくというスタイルを目指していた。

もちろん、いろいろな問題にぶつかることもあるし、思い通りにいかないこともあるが、

この方向性は間違っていなかったと思うし、
これからもさらに磨きをかけていきたいと思っている。