「一日でも、早く仕事を辞めたい」と思っている人にとっては、
私が実践している「生涯現役・セミリタイア」というライフスタイルは、
「馬鹿なんじゃないの?」
「なんで、そんな苦しいことを」
と感じるかもしれない。
効率的な働き方と週休3日制の実現
ただ、私は1日の仕事は3時間程度と決めているし、1週間のうち、本気で働く日数も少しずつ減らしていて、
今のところは、ようやく週休3日制がほぼ完成したところだ。
そうは言っても、もともと仕事が好きだし、
旅行やITコンサルなど自分の好きなことをビジネスにしているので、
実際には働いている時間はかなり長いと思う。
それでも、働くことを苦痛に思った事はなく、別にストレスを溜めているわけでもない。
なかなか良いアイディアが生まれないとか、
どうしてもプログラムの不具合が解決できないとか、色々な悩みはあるけれども、
それがストレスになる事はない。
10年間、この生活を続けてみて、つくづく思う事は
人間関係と時間の制約が最大のストレス
であり、そこから解放されれば、労働時間はそれほど関係がないということがわかった。
人間関係や時間の制約で、
がんじがらめになっている状態では、「何が好きな仕事かわからない」と感じている人も多いと思うけれども、
何でも良いから、まず副業を始めてみるのが良いと思う。
ストレスにならない働き方のポイント
自分の得意なことや、提供できるサービスをいくつかリストアップして、Googleサイトでもいいし、月額で1000円か2000円位かけて、ワードプレスでオリジナルのサイトを立ち上げても良い。
そしてGoogleカレンダーから無料のミーティングや電話相談を受け付ける仕組みを作れば、
それだけで、立派なコンサルタント業を開業できる。
趣味でも将来の夢でも良いので、これまで書きためたものや、撮り貯めた写真、作った作品などを教材や資料として提供できるような形に整えて、
Googleドライブにアップロードするだけで、立派なライブラリができる。
ホームページを作るとか、セールスのためのサイトを立ち上げるとなると、
少し前まではそれなりの費用がかかったものだが、今では全く費用をかけずにChatGPTの力を借りれば、
立派なランディングページ(LP)やセールスサイトを作ることができる。
副業や趣味を活かした新たな可能性
そう考えてみると、最も大切な事は好奇心であり、フットワーク軽く動くことであり、それを支えてくれる健康管理ということになる。
作家の 橘玲が言っているように、今のような「とてつもなく豊かで、とてつもなく幸せな時代」に生きたことに感謝して、
そのチャンスを生かすには、やはり体も心も健康でなければならない。
健康づくりの方法はいろいろあると思うが、
多くの人が進めているようにウォーキングが1番手軽で手っ取り早い。
歩いている間にも、ワイヤレスイヤホンで色々な情報収集ができるし、場合によっては音声入力で原稿を書くこともできる。
役にたつ情報サイトや定期購読をしているメルマガなども、ChatGPTに要約してもらって、
それらを音声読み上げソフトで聴くなどという、少し前であれば考えられないようなことができてしまう。
こういったことを習慣にしておくと、
仕事の生産性が劇的に向上するので、
もっと早くから始めていれば良かったと後悔している。
もっとも、いま後悔するにしても、
10年前にはそんな事はできなかったし、
歩きながら聴くことのできるYouTubeやPodCastでも、今に比べれば役に立つ情報はものすごく少なかったので、
まぁ、仕方がないと諦めている。