早期の海外セミリタイアライフを成功させるには、
いくつかのテクニックが必要になる。
海外生活三大特技
私が実践してきたのは、
- マイルの達人
- リモートワーク
- ローコストライフ
の3本立てだ。
私はこれを「海外生活三大特技」と呼んでいる。
ローコストライフといっても、
節約とか生活を切り詰めるという意味ではなく、
海外で生活してみて、お金の使い方にも技があることがわかった。
物価の安い海外でお金を使えば、同じ1万円でも価値が違う。
人間は1年中節約や生活の切り詰めはできないので、
ときには贅沢も必要だし、メンタルの解放も大事だ。
完全リタイアをした年金生活者とは違うので、
日本国内での仕事も大切になる。
完全に海外に移住して、
現地で働くとか、100%のリモートワークも可能だと思うが、
それを続けられる人はあまり多くない。
地方移住補助金や起業補助金
いま日本国内では、コロナ後のリモートワークの普及で、
地方移住補助金や起業補助金などがたくさんあり、
これらと海外生活をうまく組み合わせていくと、相当に面白いライフスタイルが可能となる。
さらに、日本の医療制度や国民皆保険制度ほど素晴らしいものはないので、
これを捨てるのは、費用対効果の面でももったいないと思う。
いろいろ考えた結果、1番合理的なのは日本と海外で半分ずつ暮らすという、
いまの形に落ち着いた。
単純計算で言えば、
日本国内での1ヵ月の生活費が20万円だとすると、
物価が3分の1の国と日本で半々の生活することが可能であれば、
10万円+ 3万円= 13万円で同じレベルの生活ができることになる。
もちろん住居などの固定費の問題やホテル代があるので、
この通りにはいかないけれども、この考え方は大事だと思っている。
好きなときに、好きな国で暮らす
さらにマイルを駆使して.
「いつでも好きなときに、好きな国で暮らす」
というスタイルを実現できれば、贅沢と節約の使い分けができるようになる。
耐えることに意味はない
10年以上この生活を続けてきて感じたことがある。
少し語弊のある言い方になるが、
人間関係にせよ、寒さや暑さにせよ、人混みにせよ、
「耐えることに意味はない」ということに気がついた。
日本人だけではないと思うが、
どうも、私たちは「耐える事にこそ意味がある」みたいな価値観があるが、
本当に耐えなければいけない事もあれば、
「なんで、こんな理不尽なことに耐えなければいけないのか」
ということもたくさんあることに気がついた。
私は「無駄に耐えない生き方」が、
生涯現役を続けるために1番大事だと思っている。
だから、海外生活三大特技を組み合わせて、
日本と海外のイイとこ取りを実現しようと思っている。