コロナの3年間の海外渡航では、
本当に色々な体験をすることができた。
ホテルや施設での隔離が合計6回、
自主隔離も含めれば、10回近く隔離生活を送ったことになる。
コロナ禍でビジネスクラスを貸し切りに
その中には警察学校での隔離生活とか、
隔離施設では禁止されているアルコールの持ち込みなど、楽しい思い出もたくさんある。
その他にも、後にも先にも一生経験することがないようなこともあった。
2021年8月に日本からバンコクに向かうANAのビジネスクラスで、なんと60席を貸し切りにしたのだ。
もちろん私が貸し切ったわけではなく、
他に搭乗者がいなかっただけの話なのだが、CAさんの
「本日は伊島様だけでございます」
「なんなりとお申し付けつけください」
と言われたのには仰天した。
それから、もう一つ忘れられないのが、
JALのファーストラウンジを使うことができたことだ。
私はANA一本槍で、JALに乗るとは殆どないのだが、2020年後半のコロナで大混乱が起きている時には、
マイルでチケットを取ることができず、
指定された便の奪い合いの状態となっていた。
当時はまだ隔離ホテルと航空チケットのパックを販売している代理店は数社しかなく、
言われるがままにウン10万を払って
JALのビジネスクラスに乗ることになった。
ところが、当時の羽田空港はゴーストタウンのような状態だったので、
ラウンジも8割はクローズになっていた。
ファーストクラスラウンジにアップグレード
ANAでもJALでもファーストクラス用のラウンジとビジネスクラス用のラウンジがあるが、
ファースト用のラウンジを閉鎖すれば、
そこを使う人から不平が出るので、
ビジネスクラス用のラウンジを閉鎖して、
ファーストクラス用のラウンジがオープンしていた。
私はANAでもプラチナ会員止まりなので、
ANA-Suiteというファーストクラスラウンジを使えないし、当然、JALのファーストクラスラウンジなどは使えない。
ただ、マイルマニアであり、飛行機マニアである私にとっては、
JALのファーストクラスラウンジは垂涎の的だった。
残念ながらアルコールや料理は通常よりも格段に少なかったが、
それでも座席やスタッフの接遇などは、
確かにビジネスラウンジとは違っていた。
当時は、コロナの大混乱の中で、
飛行機に乗る人自体が極端に少なかったので、何時もガラガラで、
本当にリラックスすることができた。
振り返ってみると当時は空港もラウンジも、
バンコクの街中も全てがガラガラだったが、
2022年後半からは徐々に人出が戻り、
2023年には完全にコロナ前と同じになってしまった。
同じアライアンスの別の航空会社のラウンジ
ラウンジの混み具合も同じで、
時間帯によっては芋洗い状態になる。
こういった時にお勧めなのが、
同じアライアンスの別ラウンジを使う方法だ。
ANAが加盟するスターアライアンスであれば、
成田のユナイテッドのラウンジがオススメだ。
2022年末までは閉鎖となっていたが、
今はコロナ前と同じように営業している。
こういった色々な選択肢を持つためにも、
各アライアンスの上級会員資格を持っていたほうが良いと思う。
これも全てクレジットカードを使うことによって貯めることが出来る。
ネット上で紹介されているマイルの裏技は、
実際には色々な情報寄せ集めたものだったり、
貯め方だけが紹介されており、
賢い使い方などは紹介されてない場合がある。
1マイルの価値は4円から5円に換算するので、とにかく1日でも早く、
私と同じようにマイル修行に参加してほしい。