コロナの移動制限でマイルがどんどん貯る

コロナ前は月の半分を海外で、
半分を日本で過ごす生活を続けていた。

私は月に35000マイルほど貯まているのだが、

東京・バンコクのビジネスクラス往復は、
毎月6万マイル必要で、少し足りなくなる。

東京・バンコクや東京・ホーチミンの得恋ビジネスクラスはローシーズンなら57500マイル。 ANAからの通知メールを見やすいように、一部整形。

コロナのおかげでマイル消費が激減

だからLCCのビジネス席とANAの正式なビジネスクラスを交互に繰り返すパターンだった。

当時は、まだLCCにビジネスクラスがあるということもあまり知られておらず、
最初の頃には、往復35000円で販売されていた時期もあった。

その後は徐々に値上がりしていって、
コロナ前には大体6万~7万円位になった。

それでもフルフラットシートなので、
ぐっすり眠ることができる。

もちろんANAの正式なビジネスクラスでのサービスや快適さから比べれば段違いだが、
それでも、この金額でフルフラットシートで熟睡できるのは掘り出し物だったと思う。

ところが2020年からは、
コロナで渡航そのものが難しくなり、
行き帰りの隔離だけで4週間になるので、
毎月通う事は物理的に不可能になった。

そのため、今のように3ヶ月毎に通うようにしたら、どんどんマイルが貯まるようになった。

海外に6~7週間、日本に6~7週間

特に生活パターンは変えていないので、
海外に6~7週間いて、日本に6~7週間いるという繰り返しのパターンになる。

最初は6週間は少し長いから仕事に影響がでるかなとも思っていたが、

思い切ってビジネスモデルや業務手順の見直しを行った結果、

リモートワークと組み合わせれば全く問題ないことがわかった。

毎月通っていた頃は、現地に滞在できる期間は2週間から、長くても3週間なので、

地方都市に出かけたり、隣国のカンボジアやベトナムに行くのには多少スケジュール的に厳しい面があった。

ところが1月半滞在していると、4~5日のショートトリップは全く問題がなくなる。

余裕のあるショートトリップ

旅慣れているとは言え、スケジュールがきつい場合はどうしても疲れがたまる。

体調を崩すというほどではないのだが、
気候の悪いときに無理をすると、
微熱が続いたり体調不良を起こすこともある。

私は自分のメンタルを大事にすることを心がけているので、体調不良そのものより、

「なんで、下痢になったのだろう」
「どこで風邪を拾ってきたんだろう」

みたいなことで、自分を責めることが多い。

カツカツのスケジュールで慌ただしく動くことを充実していると感じる人もいるらしいが、

私は慌ただしいスケジュールは大の苦手だ。

「分刻みのスケジュール」とか「無駄のない予定」という言葉はカッコよく見えるが、
実際は全く逆だと思う。

小さい頃からぼんやりと空想しているのが大好きな子供だったので、
旅先にいても、1日中、本を読んでいることもあるし、本すら読まず、
ただ1日中ボンヤリとしていることもある。

そう考えると、移住や永住は別として、
長期滞在やロングステイの期間に万人共通の尺度などはなく、
その人の性格やライフスタイルによって期間が決まるのだと思う。

ロングステイ=旅行と移住の中間

ちなみに長期滞在とロングステイは言葉の訳では同じ意味になるが、
私の感覚では

「長期滞在= 移住に近い」
「ロングステイ=旅行と移住の中間」

というようなイメージで捉えている。

3ヶ月ごとの渡航を2年半繰り返してみて、
いまの私のライフスタイルでは、
このパターンが1番合っていると感じている。