選択疲れはビジネスの大敵、コスパよりメンタル

ネットで調べていて知ったことなのだが、
人間はできるだけ選択で悩まない方が、
肉体的にも精神的にも良いらしい。

選択疲れとは何か?

選択疲れとか決断疲れと呼ぶらしいが、
何かを迷うときに脳のリソースが消費され、
それがいろいろな面に影響を与えるらしい。

私はローコストライフを実現するために、
いろいろな節約を心がけている。

ネットが便利になったので、
1つの商品やサービスを購入するにしても、
膨大な選択肢がある。

特に、

「もう少し調べれば、もっと安いものがある」
「他にも、もっと良い物があるのではないか」

と考えれば、いつまでたっても決断することができないので、
迷ったときのためのルールを決めておくのが良いと思う。

私は「2つあるものは左を選ぶ」と決めている。

分かれ道では、迷わず左を選ぶ

理由は全くないのだが、2つのうち1つを選ぶのに迷っていたのでは、
脳のリソースがどれだけあっても足りない。

節約のための選択で疲れてはダメ

もちろん事前の下調べも大事だと思うが、
例えばホテルの予約サイトなどでは、
最近では殆ど差がなくなってきている。

稀には掘り出し物が見つかることもあるが、
それに費やす時間や脳のリソースを考えると、

どちらが良いのかはなかなか難しいところだ。

だから私はホテルを選ぶときは、
自分の条件を決めている。

金額はもちろんだが、レビューの点数や部屋の広さなどを、
自分なりの基準を決めておくと選択疲れに陥ることが少なくなるようだ。

贅沢をすると決めた時の予約選びと、
それ以外では条件も大きく変わってくる。

ホテル選びの時間は最小限に

仕事を忘れてノンビリしようと思った時は、
良いホテルやコンドミニアムを選ぶが、

その場合は探したり迷ったりすることが楽しくなる。

反対に節約モードのときには、
少しでも安いところ、少しでも条件の良いところを探すことになるのだが、
同じ時間ネットを探していたとしても、
疲れ方が違うような気がする。

LCCの利用における自分のルール設定

LCCで航空券でも、最近は掘り出し物を見つける事は以前より難しくなっている。

そう考えると、使う航空会社を1つか2つ決めておいて、あれこれ迷う時間を減らしたほうが得のような気がする。

LCCの場合は2時間位までのフライトなら全く問題はないのだが、
それを超えてくると疲れ方が違ってくる。

例えば東京からバンコクの場合は6時間半ほどかかるが、この時間は人によっては少しキツイかもしれない。

だからLCCの場合は自分なりのルールを決め、2時間以内なら迷わずLCC、それ以上になったらANAやJALなどのキャリアを選ぶなど、

自分なりのルールを決めておけば選択疲れから解放される。

多少費用がかかるが、LCCにもビジネスクラスやプレミアムクラスのような座席があり、これらを選べばかなり快適に過ごすことができる。

私のようにマイルの達人になっても、
残念ながらLCCビジネスはマイルで乗ることができないのだが、

予算に余裕のある場合とか、ビジネスの収益が上がって税金の額が気になるようなときには、良い選択肢になると思う。

ローコストライフを提唱しておきながら、
安いチケットやホテルを探すのが無駄のように聞こえるかもしれないが、

私の言いたい事は、選択疲れに陥ってせっかくのビジネスチャンスを逃す事は無駄だということなのだ。

しっかりとしたビジネスモデルができていて、自分の時間の余裕があるのであれば、
コスト優先で、できるだけ安くて快適なホテルやLCCを選ぶのは決して悪いことではないと思う。