ドル建て積み立て保険でのマイル貯蓄術

資産形成を進める上で、
積み立て型の生命保険がプラスかマイナスかは
議論の分かれるところだ。

生命保険のコストと投資効率

生命保険会社は膨大な数の社員を雇っており、
保険代理店には莫大な手数料を払っている。

それらのコストは全て我々が支払う保険料からまかなわれているため、
単純に考えれば絶対に投資効率はマイナスとなる。

強制的な貯金とその効果

ただ、私のような貯金下手な人間にとっては、
強制的に取り立てられる仕組みがないと、
どんなに頑張っても貯金ができない。

少し溜まると使ってしまい、
またコツコツと積み立てても、
なざか、いつも急にお金が必要になる。

ところが生命保険では加入してから暫くは
「解約をするとマイナスになる」
という制約があるので、
じっと我慢を続けることができるのだ。

その結果、気がついてみると
「あれ、いつの間にかこんなに貯まっていた」
ということになるのだ。

マイルの価値とその活用法

長い期間で振り返れば、結果的にはインフレ率と同程度のと収益が得られる事は間違いないので、
「普通の貯金では長く続けられない人向け」
のサービスなのかもしれない。

それはともかく、
クレジットカードで保険料を払うと、
マイルが貯まるのを知らない人が大勢いる。

金額の大きい少ないにかかわらず、
毎月のことだから、
貯まるマイルの量も半端ではない。

貯金をしながらマイルが貯まるわけだから、
これは絶対に有利な方法だ。

毎月の支払いとマイル貯蓄の秘訣

このブログでもよく書くように、
マイルは使い道によって価値が変わる。

一般的には「1マイル1円」と言われるが、
国際線ビジネスクラスに使う場合には、
1マイル4.5円という計算になる。

例えば株やETFの継続投資を行った場合、
10年間のトータル利回りが5%だとする。

これをクレジットカード払いを併用してマイルを貯めて、
それを国際線ビジネスクラスに使えば、
利回りは9.5%になるということだ。

エコノミーでも1マイル4円前後になるが、
LCCの格安の航空券もあるので、
この場合の換算価値は微妙な判断となる。

似たような安いものがあるのに、
高い金額で換算するのはおかしいからだ。

国際線ビジネスクラスが最も有利

逆にANAやJALのビジネスクラスと同等のサービスはLCCにはないため、
1マイル4.5円と計算できるのだ。

マイルの貯め方をネットで調べると、
殆どのサイトが
「交換サイトでマイルを増やす」
「効率の良いクレジットカードの選び方」
のような情報ばかりだが、

なかなか簡単にマイルが増えない。

それよりも
「毎月、決まって支払いが生じるもの」
をカード払いに設定しておいて、

ほったらかしでマイルが増えるのが1番だ。

そのほか、
Google広告やLINE広告の広告料の立替払い
など、それぞれが収益を生み、
なおかつマイルが貯まるという仕組みが最も合理的だと思う。

税金の支払いもガッツリとマイルが貯まる。