1マイルの価値は4.5円の根拠

海外と日本で半々の生活をしている場合、
海外ではリラックスできるとか贅沢ができるという面がある反面、
困ることや心配なこともないわけではない。

海外から急ぎで戻る場合は?

縁起でもない話だが、海外にいるときに、
急なお葬式に出席しなければならないというようなことが起きたら心配だ。

さいわい、これまで12年間で1度もそういう事はないのだが、
万が一の場合は予定を繰り上げて急いで帰らなければならない。

そういった時に慌てずにチケットを手配したり、現地でのいろいろな段取りをキャンセルしたり延期したりすることも、常に考えておかなければならない。

それ以外にも悩ましいところがある。

特典航空券のキャンセル料は3000マイル

私は日本と東南アジアの往復にはマイルしか使わないので、
かなり先のチケットを予約している。

チケットはどの航空会社も1年先まで取れるので、ハイシーズンのチケット等は早めに予約をすることにしている。

ANAのマイルでビジネスクラスを予約して場合、キャンセル料は3000マイルが必要だ。

1マイル4.5円の根拠は?

私の計算では1マイル4.5円という計算なので、
3000マイルだと13500円になってしまうので、簡単にはキャンセルができない。

1マイル4.5円というのは、東京からバンコクやホーチミンまでの
ビジネスクラスの平均料金が大体25万円から30万円で、

ハイシーズン・オフシーズンの平均マイル数が6万マイルなので、1マイル4.5円という計算になる。

効率よくマイルを貯めるには、年会費の必要な有料カードを使うし、
税金の支払い等でも手数料がかかる。

特典航空券の変更は自由

これらのコストとマイルの価値を天秤にかけながら、マイル道を歩むことになる。

それはさておき、1年近く先のチケット予約してあるという事は、
滞在期間も決まっており、その期間内に同級会の案内や、何か大事な集まりの案内があった時は頭が痛い。

マイルで取った特典航空券は変更が自由なので、空席がある場合は対応可能なのだが、
期日が迫ってくるとなかなか空席を取ることができない場合もある。

私はビジネスクラスにはこだわりがあるので、希望の座席が取れるか取れないかも大きな問題だ。

お好みは窓際シングルシートK8

私のお好みは窓際シングルシートで、B787系などの機種ではK8のシートが1番のお気に入りの場所だ。

ここが取れないとなると「別の日に変えようかな」と思う位だ。

B787系などの機種ではK8のシート

特典航空券の日程変更だけでなく、2種類の特典航空券を組み合わせて使う方法など、
マイル道は奥が深い世界であり、
これはこれで、頭の体操としては極めて優れた知的ゲームの1つでなのだ。