東南アジア4カ国での滞在と移動術

海外生活にはいろいろなパターンがあり、
ある国に移住する方法から、
各国で短期滞在を繰り返す方法まで様々だ。

東南アジアでの滞在とビザの特徴

観光旅行で数カ国を巡るツアーの場合、
どんなにゆったりした旅程でも、
1つの国に滞在するのは数日間なので、
ビザの事は全く考えなくても良い。

よく言われているように、
日本のパスポートの信頼性は抜群に高く、
世界中の多くの国にノービザで入国が可能だ。

滞在できる期間は国によって異なり、
半年から1年近く滞在できる国もあるようだ。

私が拠点としているインドシナ4国 (タイ・ベトナム・ロス・カンボジア)の場合、

ベトナムとラオスは少し短めで15日、
タイが30日(手続きで更に30日延長可能)、
カンボジアが1番長くて90日となっている。(2023年5月現在)

私の海外生活と移動パターン

私はコロナ前までは、1ヵ月の半分を日本で、半分を海外で過ごしていた。

当時はビジネスビザを取得していたので、
滞在期間の事は全く気にかけなかったが、
現在はノービザで各国に入国している。

コロナの期間は2週間の隔離があり、
毎月の渡航は不可能となった。

それからは3ヶ月に1度海外に出て、6〜7週間滞在し、また日本に戻る生活に変更した。

この期間をノービザで1つの国にいることはできないので、LCCや国際バスを使って隣国に出るようにしている。

日本からタイに向かい、
2〜3週間してからベトナムに移り、
そこから日本に戻る場合もあれば、
タイからラオスやカンボジアに移動して、
またタイに戻ることもある。

マイルを使った航空券の活用

この4カ国の中では、ラオス以外の3つの国には日本から直行便が飛んでいる。

その時の気分に合わせて、
バンコク、プノンペン、ホーチミン
の中から最初の訪問先を選び、
そこから次の国に移って、日本に戻ってくる。

マイルで取る特典航空券の場合、
乗り継ぎ便なら出発まで期限が短くても予約できることが多いが、
直行便の場合は、かなり早く予約しないと希望の日程が取れない場合も多い。

フリーランス&セミリタイア生活の場合は、
なんといっても時間の制約から解放されているので、かなり先のチケットを予約することができる。私はいつも、大体9~10ヵ月先まで予約している。

バスでの移動とその実際

隣国への移動はLCCを使うことが多いが、
最近の円安やチケット代の値上がりもあり、
最近はバスを使った陸路の移動を試している。

まだ陸路でカンボジアに行った事はないが、
ラオスへの移動はいろいろなルートがあり、
ビザを延長するにはお勧めの国だ。

バンコクからビエンチャンへの直行バスもあり、一度は試してみたいと思っている。

あまり楽しめる国ではないが、物価が安いので、のんびりとホテル暮らしをするのに向いており、最近のマイブームとなっている。

この4カ国だけではなく、東南アジア全体に言える事だが、日本や中国のように鉄道が整備されていないことだ。

逆に言えば、その分だけバス路線が発達しているとも言えるのだが、
日本の高速バスや夜行バスと違って、
お世辞にも乗り心地が良いとは言えない。

長距離バスの限界値

日本の長距離夜行バスなら7〜8時間でも全く問題はないが、
これらの国々の長距離バスの場合は、
自分なりの「限界値」を決めておいた方が良いと思う。
私の場合は4〜5時間が限界のようだ。

だからバンコクからラオスやカンボジアへ移動する場合は、
途中で1〜2泊してから国境の街に向かい、
そこから国際線にバスに乗り換えるようにしている。