バンコクで夜遊びと言えば、誰でも最初に思いつくのがゴーゴーバーだ。
著名な漫画家たちが描いたお店の様子は、多くの日本の若者を魅了したに違いない。
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ゴーゴーバーでの遊び方とは?
ワンドリンク150〜200バーツ(600〜800円)だけで粘っても良いのだが、まぁ適当に頼んで、予算は大体2000円位見ておけば充分だ。
気に入った女の子を指名してテーブルに呼び、彼女たちのドリンクを注文するのだが、この時にウェイトレス(というよりは、おばちゃんたち)が、
必ず「私も飲んで良いか?」というような仕草をする。
ここで気前よくドリンクを注文したり、チップを払ってしまうと、その後は他の女の子やおばちゃんたちが怒涛のように集まってくる。
かといってチップを払わなければ、途端に周りの空気が冷たくなるので、まぁ100バーツ位を払った方が良いかもしれない。
ただ、大事な事はその後の断り方だ。
彼女らはお客にお金を使わせるプロなので、とにかく、我々の弱みをついたり、おだてたり、あの手この手でドリンクとチップをねだってくる。
これに応じていたらキリがないので、とにかく断りきれなかったら、すぐお勘定して、次の店に移るのが良い。
女の子の選び方のポイント
もう一つの遊び方のポイントは、
「気に入った女の子がいたら、即指名をする」
ということだ。
少し大きめの店になれば、100人近い女の子がいるので、その子たちが入れ替わり立ち代わりステージに上がるので、
「1番良い子を選ぼう」
と考えて、じっくりと眺めることになる。
ところが、売れっ子はどんどん売れていくので、「あの子イイな」と思った次の瞬間には、他の客のテーブルに座っていたりする。
即断即決がゴーゴーバーでの遊び方の鉄則だと思う。
もう一つ、私が経験上からアドバイスできる女の子の選び方は、
綺麗な子やスタイルの良い子を選ぶのもいいが、気立ての良い子を選ぶのも楽しい。
その子たちを指名して、夜の街のガイド役として、いろいろな盛り場を案内してもらうのは最高に楽しい。
そういった場合には、気立ての良い子を選ぶコツは、
ステージで踊りながら、
隣の女の子とニコニコして喋っている
ような娘がベストだと思う。
どうしてもモデル系の女の子を選びがちだが、こういった娘はガイド役にはあまり向かないかもしれない。
お持ち帰り後の遊び方とオススメスポット
指名をしたあとは、お持ち帰りでも良いし、軽く飲んで、一緒に次の店に移っても良い。
お持ち帰りの後の行動は全く自由なので、ホテル直行ではなく、
「地元の子たちが行くディスコやレストランに行きたい」と言って、ローカルのエリアに遊びに行くのもオススメの遊び方だ。
観光客が行く場所は、外国人価格で割高だし、大体2〜3回も行けば飽きてしまう。
それよりも少し離れた場所にあるローカルなクラブやミュージックバーは観光客もほとんどおらず、料金もリーズナブルだ。
これだけ楽しい街なので、時々道を踏み外す人も出てくる。
バンコクを観光で訪れて、ゴーゴーバーや盛り場の雰囲気に魅了され、リピーターとなり、その後に「沈没」する若者もたくさんいる。
沈没というのは、お店の女の子に惚れ込んで仲良くなり、そのまま現地に住み着いてしまう事を言うらしい。
「この街に住み、日本とタイの架け橋になろう」などと自分では前向きに考えるのだが、
はたから見ると「沈没」という表現がぴったりくるのだろう。
はっきりした統計があるわけではないが、バンコクに住んでいる日本人のうち、会社から派遣された駐在員や留学目的で来ている人たちを除けば、おそらく半分位が沈没系ではないかと思う。