海外自主留学プラン: フリーエージェントの新しい道

最近、私が凝っているのは若い人たち向けの「1年間海外自主留学プラン」の作成だ。

フリーエージェントの新しい可能性

現代の高度化する知識社会では、情報革命やAI革命が提供してくれたアプリやツール、それらを動かすプラットフォームを利用して、誰でもフリーエージェントとして収入を得ることが可能となった。

それらを利用しきれない人に使い方を教えるだけでもビジネスとして成り立つし、
その経験を事例として教材化していけば、
コンサルタントとして活躍することができる。

そのためには、まず新しい技術を学ぶ必要があるが、これも情報革命の恩恵で、誰でもどこでも無料で学ぶことができる。

そうは言っても、一定の期間継続して学び続ける事は簡単ではなく、「無料でいつでも」という利点が、
「いつでもやめられる」
「止めても損失がない」
というマイナスに作用する事の方が多いかもしれない。

自己啓発系のセミナーなどでは、「目標を立て計画的に」などと言われる場合もあるが、
そんなことが出来るくらいなら誰も苦労はしない。

人間は怠け者で先延ばしグセがあり、
継続的に学び続けることは簡単ではない。

そのためには何らかの「外圧」が必要ではないかと思う。

その最も手っ取り早い方法が、海外自主留学という仕組みだ。

海外自主留学の必要性

会社勤めからフリーランスとして独立するのはなかなか難しいと思うが、この海外自主留学というスキームを使って、
「思い切って飛び出してみる」
というのも良いモチベーションになるかもしれない。

会社や友人には
「学び直しで海外留学に行きます」
と伝えるのだ。

具体的には、留学期間は半年、総予算100万円未満というプランだ。

1ヵ月の生活費は
住居費と食費を含めて10万円として60万円、渡航費や諸雑費を15万円。

観光ビザの滞在期間があるので、
1ヵ月ごとに各国を移動する費用が10万円、
その他15万円という内訳だ。

このブログでも度々書いているように、
バンコクやプノンペンなど東南アジアの首都級の都市でも、
少し中心地を離れれば日本の3分の1のコストで生活できる。

生活コストとプランの詳細

だから1ヵ月の生活費10万円というのは、
日本の感覚では30万円の感覚なので、
割高な外国人価格に翻弄されなければ充分生活できるのだ。

自主留学なので講師がいるわけでもなく、
自分でカリキュラムを作り自分で学ぶ。

受験勉強ではないので、
1日4時間も勉強すれば充分だ。

将来海外で生活するかどうかは本人次第だが、今のうちから海外でのローコストライフの可能性を学んでおく事は、絶対に大きな資産となる。

だから、この期間の生活そのものが勉強となるので、とにかくどんなことでも記録を残す習慣をつけてほしい。

こんなに撮らなくても良いだろうと思うほど写真を撮り、
こんなもの記録しなくてもいいだろうと思うようなレシートやメモでも記録する。

さらに可能であれば、1日のライフログを時間単位で記録するなど、メモ魔・記録魔になってもらいたい。

自分で学ぶ重要性とネットワークの力

合宿などとは違い、全員が集まる必要もないし、スタートもバラバラで良いと思う。

SNSなどを使って緩やかなネットワークでつながり、お互いに報告し合うとか、時には簡単なオンラインミーティングを行うなどの工夫ができれば、それも面白いと思う。

私の経験が役立つのであれば、
塾長として一肌脱いでも良いとも思っている。

日本でのしがらみを断つという意味で良いモチベーションになるかもしれないが、
逆に海外の誘惑に負けて「沈没してしまうリスク」もある。

そこはその人の人間力だと思う。
( ^o^)ノ