海外生活の裏ワザは語学ビザ

海外生活と英語の重要性

海外生活を送る上で語学が堪能な人と、
そうでない人では大きな差がつく。

東南アジアの国々ではシンガポール以外は英語が公用語ではないが、
銀行や入管事務所などには必ず英語が堪能なスタッフがいるので、
現地の言葉がしゃべらなくても何とかなる。

しかし日本語はもちろん、中国語ですら国際共通語というレベルからは程遠いので、
やはり英語のパワーは強い。

それは当たり前のことだが、
語学が苦手でも、
それは海外での生活を始めるためのハードルにはならない。

語学学習の進化 オンラインとAIの利用

実際の話、私は中国に通い始めた頃は全く中国語ができなかったし、
東南アジアに来始めた時の英語は恥ずかしいレベルだった。

私が海外生活を始めた頃にもオンライン語学学習は普及し始めていたが、
それがコロナで急激に加速され、
さらにコロナが終わると同時にAIを使った語学学習という新しいスタイルが登場した。

また中国でも東南アジア諸国でも、
大都市の中心部には外国人向けの語学学校がたくさんあり、
そこでリアルの語学学習をすることもできる。

セミリタイアでの語学習得戦略

このようにリアルとオンライン、
そしてAIを組みをすれば、
語学学習のハードルは大きく下がったと思う。

もちろんやる気や素質も関係するが、
そもそもやる気がない人は
何をやってもダメだ。

どこまでのレベルを目指すかは別だが、
海外でセミリタイア生活を送る上では、
何らかの形で語学を習得するロードマップを考えておいた方が良いと思う。

こればっかりは長い時間が掛ることなので、
裏技とか抜け道のようなものは少なく、
とにかく早く始めたものの勝ちだ。

どの言葉を選ぶかは微妙なところだが、
やはり第一選択は英語になるだろう。

海外サイドFIREやセミリタイアでは、
基本的には海外在住、時々日本に帰るというスタイルから、
その逆のスタイルまであると思う。

拠点となる国(言語)が決まるまでには少し時間がかかるので、
最初からタイ語とかベトナム語などとキメ打ちをしない方が良いと思う。

語学ビザの利用と厳格化する規制

まず英語で銀行や移民局の簡単な案件がこなすことができるようになってから、
次に現地の言葉を学ぶというパターンが良いと思う。

現地の言葉を学ぶ場合はオンラインでもAIでも良いのだが、
外国人向け英語学校に入学すると、
語学ビザを手に入れることができる。

これは大きなメリットで、
語学学校の中にはビザ発給を唄い文句にしている「ソレ系」の学校も少なくなく、
中には少し怪しげな学校もない事はない。

しかし語学ビザで滞在している場合には、
ビザ更新の時に現地の言葉で質問を受けたり、
別室でテストを受けることがあるらしい。

試験といっても簡単な日常会話レベルで、
別室に牛乳パックとかバッテリーの入っていないスマホ、誰かの忘れ物のような財布とか、
いろいろな雑貨が置いてあり、
それらを現地の言葉で答えるのだという。

ビザの更新回数から通学年数が分かるので、
少し厳しいケースではそれに合わせて試験のレベルを上げるという話も聞く。

ここ数年、タイでは外国人の不法滞在の取り締まりが厳しくなり、
陸路でのタイ入国は年間2回までというルールが徹底されてきた。

ルールとしては以前からあったようなのだが、
実際には年に5~6回も1日で隣国に出入国をするビザランを繰り返していた人が大勢いる。

それを売り物にする旅行代理店もたくさんあったが、最近では非常に厳しくなったようだ。

語学ビザの規制も厳しくなっているようで、
ますます長期滞在ビザの獲得が必要になってきているようだ。