フルタイムで仕事をする生活から徐々に労働時間を減らすようになって、逆に仕事の集中度が高まった。
フルタイムからの転換
セミリタイア生活の
「ノンビリとしたストレスのない生活」
を続けてみると、仕事の質は格段に高くなったような気がしている。
リラックスした状態で仕事をするのと、ダラダラと仕事をするのは全く違う。
現役でフルタイムだった頃は、「どんなに頑張って仕事に集中しても、自由時間が増えるわけではない」というような後ろ向きの気持ちがあり、逆に集中力が低かったのだと思う。
効率的な仕事の進め方
自営業者なのだから五日間の仕事を四日間で終わらせて、残りの一日を休みにする事も可能だったのだが、そもそも労働時間を減らすという考え方がなかった。
資金繰りもカツカツだったので、とにかくやることが多すぎて、どんなに仕事を早く終わらせても、ToDoリストがなくなる事はなかった。
そんな状態だから、平日はもちろんのこと土日や祝日もなかなか休むことができず、
「さすがに、これでは長くをもたない」
と感じて、現在のようなライフスタイルを実現するための戦略を立てることにした。
その基本はとにかく労働時間を減らすことが最優先で、体や心に負荷をかけない生活を目指すというものだった。
そうは言っても、月々の売り上げを確保するには簡単に仕事量を減らすこともできないので、薄皮を剥がすように少しずつ労働時間を減らしてきた。
短時間利用のワークスペース活用
顧客対応でも営業でも、限られた時間を最大限有効に使う方法を色々と考えた。
ある時期に東京都内への出張が増えた時期があり、その時に重宝したのがステーションワークやココデスクなどの短時間利用ができるワークスペースだ。
ステーションワークはJR東日本のサービスで、わずか1m四方(正確には1.1m×1.1mのスペースで高さが2.2m)狭いスペースだが、
短時間の仕事に必要十分な設備が揃っている。
1時間1100円(税込)が、
15分単位で利用できるので、
短時間の仕事には便利だ。
急にZOOMでの面談予定が入った時や、
思いついたアイディアを原稿にする時など、
色々とありがたいスペースだ。
フリーランスワーカー としての情報発信
モノやサービスの価格は費用対効果なので、
料金が高いか安いかを考えるよりも、
得られる効果に注目すれば、
これらの選択肢があるのはありがたい。
残念ながら東南アジアにはこのようなスペースは見たことがないが、カフェやコワーキングスペースがたくさんある。
海外の場合は外国人の気安さで、こういったオープンな場所でも、音声入力やZOOMミーティングができてしまうので、「ステーションワークのようなスペースがあったら良いのになぁ」と感じた事はない。
私たちのようなフリーランスワーカーにとっては日々の営業活動も欠かせない要素で、
その中心がブログやnoteでの情報発信だ。
「ホームページを定期的に更新する」というレベルではなく、圧倒的な情報量で毎日のように発信し続けることが必要になる。
そのためには何かアイディアを思いついた時や気分が乗っている時は「宝物を見つけた」のようなものだと思っている。
そういった時には、ステーションワークでもコワーキングスペースでも、好きな時にいつでも集中できる環境があるのは非常にありがたい。