2011年から海外でのセミリタイアライフを始めてから、自分の人生設計に真剣に取り組むようになった。
いくら生涯現役を続けると頑張っても、
必ずどこかで、体力や気力が衰えてくる。
蓄積型ビジネスモデルの重要性
それをどれだけ先に延ばせるかが腕の見せ所だが、遠い先の話とは言え、今から戦略を練っておく必要があると思う。
とは言え、20年も30年も先の事はわからないので、とにかく考え方の基本として、「少しずつ体力や気力が衰えることを前提にしたビジネスモデル」が重要だと考えている。
その1番のポイントは蓄積型ビジネスモデルの優位性で、これもコンサルタントの故・石原明先生から徹底的に教えていただいた。
単価の大きい商品やサービスを販売する場合は、調子が良い時には驚くほどの業績が上がるけれども、それを獲得するために常に営業を続けなければならない。
営業を続けて売り上げが上がるのであれば良いのだが、状況によっては営業経費はかかるものの、売り上げが上がらないこともある。
ところが、一つ一つの単価は低くても、管理料や顧問料などの名目で毎月のサブスクリプション型の課金ができるビジネスは強いと思う。
そのビジネスモデルを長期的に維持するためには、日々のビジネス行動がコンテンツとして価値を生むようなビジネスモデルが有利だ。
ネット集客の基本:情報提供と見込み客の育成
ネットでの集客は徹底的な情報提供により見込み客を集めることであり、
具体的には資料請求やメルマガ購読に進んでくれた場合に見込み客となる。
これらの見込み客からは、どんどん相談や問い合わせを受け付けた方が良いと思う。
それらの相談や問い合わせに対する説明が、
そのままコンテンツとなるので、
さらに集客の厚みが増してくる。
質問と問い合わせの取り扱い方
集客の方法にはいろいろあるし、
営業のパターンも様々だが、
私はブログやnoteなどの集客用コンテンツから直接の問い合わせや質問は受け付けない方が良いと思っている。
第一段階の集客では、とにかく
「お試しで資料請求してみようかな」とか、「無料だから、とりあえず読んでみようか」
など動機は何でも良いので、
申し込みのバナーをタップしてもらい、
フォームの送信まで進んでもらうだけでも充分だと思う。
そこに記載されたメアドが無料の捨てアドであろうとなかろうと、そんな事は考える必要はない。
とにかく一つ一つのステップで、
何に集中するかが決まっているので、
余計なことを考える必要はない。
そして提供する資料には問い合わせのリンクを貼ったり、場合によってはQRコードを載せておいても良いだろう。
またブログやnoteなどの集客のフロントエンドからは問い合わせができないが、
ワンステップ進んだメルマガ購読者になれば質問ができるという形にしておく方が良いと思う。
長期的な信頼関係の構築とその重要性
「見込み客からの声は、神様の声」と思って良いので、とにかく質問には丁寧に答えるようにした方が良い。
ただし、このときには絶対に売り込みをしてはならず、有料のサービス等の紹介も最小限に留めておくべきだ。
ここでは焦ることなく、とにかく長期間にわたってメルマガやブログ・noteを繰り返し読んでもらい、信頼性を高めることに注力をする。
そこから一定の確率で質問や問い合わせが生まれてくるので、
それに対する答えは定型文や形の決まった資料を送り続けるのではなく、できるだけ丁寧に回答し、可能であれば相手とのメールのやりとりが続くような形で質問を引き出すことだ。
できる営業マンは聞き上手」と言われるように、問い合わせに対しては「売り込みをせずに、相手の質問を引き出す」ことがポイントなのだと思う。