私の座右の銘である、小説家・橘玲の「幸福の資本論」によれば、人間の幸福の定義は「自由、自己実現、共同体の絆」3つの欲求が満たされることと定義されている。
【幸福の定義と人生設計】
私の人生設計の基本もこの考え方と同じで、この3つの欲求を満たすために、まず私は10年以上前から人よりも早くサイドファイアの道を選んだ。
FIREを実現するための十分な金融資本があったワケではなく、本当に心もとない金融資本しかない状態でセミリタイアに踏み切った。
何故かと言えば、自分の最大の資本である人的資本を最大化するためには、一刻も早く有害な人間関係を断ち切る必要があり、それと合わせて時間の自由も場所の自由も必要だった。
【サイドファイアと自己実現】
それらをの条件を満たしてくれるのか、海外セミリタイア生活であり、それを探求していく生活そのものが自己実現の道だった。
私が繰り返し生涯現役と言い続けているのは、結局のところ、自己実現の過程に終わりがないということなので、私は間違いなく生涯現役で働き続けると思う。
この「働く」という言葉を苦役や労役と捉えれば、一刻も早く逃れたいものとなるし、「自己実現の道」と捉えれば、生涯働き続けることこそが人生そのものという「崇高な考え方」に至る。
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私は哲学者でもないし、人に道を示すような高尚な人間ではないので、こんな偉そうな事は言えないのだが、今の仕事が大好きで、その仕組みを作ったり、少しでも楽が出来るように生産性を向上させたり、ちょっとしたアイディアが生まれた時、それが自動的にビジネスモデルに進むような仕組みづくりなどを毎日楽しんで考えている。
【ビジネスモデルとマネタイズ】
例えばアイディアが生まれたた時、自分1人ではアイディアだけで終わると思う。
ところが、何人かの専門家とのコネクションがあれば、「この案件はまず彼に聞いてみよう」とか、「この案件をマネタイズするには彼と相談してみよう」などの外部ブレーンがいることが大きな強みだ。
私の仕事はWEBベースのビジネスなので、WEBデザイナーやそのバックグラウンドで動くシステム開発者との共同作業は欠かすことができない。
そういった人たちは全てがフリーランスで、アウトソーシング先であると同時に貴重な相談相手なのだ。
どんなアイディアでも、それが具体化して、実際にマネーを生むところまで見届けると、その喜びは半端なものではない。
これもコンサルタントの故・石原明先生から教えてもらったことなのだが、
「名簿は現金」「リストはキャッシュ」
という言葉も重みのある格言だ。
【顧客名簿の重要性】
要するに、顧客名簿さえあればどんなビジネスでもマネタイズすることができるということで、これが蓄積型ビジネスモデルの最大のパワーとなる。
そのため、とにかく自分のビジネスモデルのコンセプトをクリアにして、そういった分野に興味のある人たちの名簿を集めることが重要だ。
この集客の部分はビジネスで最も難しい部分だが、それが蓄積すればするほどパワーを発揮するので、その作業が苦になる事はない。