ノマドワーカーとしての10年以上の経験
海外セミリタイヤ生活を始めて10年以上になるが、最近は行動範囲も広がり、ほぼ完全にノマドワーカーと言って良い働き方をしている。
働く時間は年々少なくなっていくが、収入は少しずつ増えていくという理想の展開が続いている。
情報革命とAI革命の影響
体力も気力も人生のピークを超えてから、仕事の時間を減らしながら収入を増やしていくというのは簡単なことではないと思う。
いろいろなビジネスモデルがうまく回った事に加えて、
なんといっても情報革命の恩恵が大きいと思う。
さらにAI革命が新しい段階に入ったので、私のようなライフスタイルを目指している人間にとっては本当に追い風が吹いているのだと思う。
完全バーチャルな起業塾の新構想
こういった生活をしながら「いつかは実現してみたい」という夢がある。
それは、海外セミリタイヤ&ノマドワーカー&起業塾のようなものだ。
起業塾といっても、ネット上にいろいろあるようなどこかの会場に集まって講師の話を聞くというようなものではなく、全てがWEB上で完結するものだ。
実は2017年頃、アンコールワット有名なカンボジアのシェムリアップで、エアビーの民泊を経営していた頃、リアルの起業塾を開いたことがある。
日本から海外で起業したい人間を募り、
2週間から3週間の間、
民泊ホテルで働きながら仕事を学ぶというものだ。
いま考えればカリキュラムも作り込みが足りなかったし、
募集の仕方も中途半端な部分があったので、
受講生の意識も高くなく、
途中で自然消滅してしまった。
リアルの世界でセミナーや塾を行うのは負担が大きく、
それを維持していくのは相当な苦労をすることになる。
いま私が考えているのは、例えば半年間とか1年間のカリキュラムを作り、それに沿って皆が独自に勉強していくというものだ。
講師が教えたことを学ぶというのも良い方法だと思うが、これだけネットが発達しているのだから、講師は方向性を示したり選択肢を示すだけで、あとは全て自分で調べて、自分で取り組むということが可能だと思う。
今後の展望とアイディアの練り直し
逆に言えば、「教えてもらえる」という意識が高いとどうしても受け身になるので、受験勉強や資格取得の場合は良いだろうけれども、起業塾としてはあまり良くない形だと思う。
だから私が構想しているのは、
月に一回くらいWEBセミナーを開催し、
3ヶ月に1度位、例えば三日間とか日にちを決めて
「質問し放題」
「リアルタイムでいつでも講師と話ができる」
のようなイメージだ。
海外の大学が開催しているオンライン講義でも、年に1回とか2回とか、現地のキャンパスで集まってリアルの授業を聞くなどの形があるが、それと似たようなものだ。
講師が示したヒントだけで、後は全て自分でやるというのが良い形なのだが、それでも
「ここはどうすれば良いだろうか?」
「この壁はどうやって乗り越えるのか」
などという疑問や質問が出てくると思う。
それを集中的にディスカッションする時間を設けて、
完全バーチャル起業塾というようなものを考えている。
まだ構想段階なので、これから色々とアイディアを練っていこうと思う。