誰でもリタイア後のお金の心配などはしたくないものだが、円安やインフレを考えれば、
限られた上級国民以外の全ての日本人が
「老後の心配」をしているハズだ。
老後の資金と公的年金の現実
これだけ世界経済の先行きが不透明な時代なのに、「日本の年金には物価スライド制があるのでインフレでも安心」などとノンキに考えている人がいるようだが、
本当にそんなことを信じているのだろうか?
私は公的年金に頼るつもりは全くなく、
自力で老後の問題を解決しようと考えている。
ローコストライフと適度な贅沢
その解決策が「生涯現役戦略」なのだが、
それでも不安は残る。
だから、この戦略と同時並行でローコストライフを追求にも余念がない。
ローコストライフを成功させる最大のポイントは「適度に贅沢をする」ことだと思っている。
メコン川沿いのホテルでの滞在
最近、私がハマっている最高の贅沢は、「小綺麗なホテルで、メコン川に沈む夕日を眺めながらマッタリと暮らす」というパターンだ。
それに適したメコン川沿いのホテルを、
タイとラオスの両方に3カ所ほどピックアップしてあり、その時々の予定や気分に合わせて1週間ほど滞在する。
東南アジアでの食事と生活環境
最近はネット環境が格段に向上したので、
バンコクやプノンペンでも、
少し場所を選べば格安の小ぎれいなホテルはいくらでも探すことができる。
ただ、あまりローカルな場所に行くと、
食べ物に困ることになる。
日本人向けレストランやスーパーは割高なので対象にはならないが、
安さだけを求めてしまうと衛生状態も少し心配になってくる。
1つの目安としては、大都市の中心で働くOLやサラリーマン、学生などが通勤通学の途中に購入するような地元の食べ物のレベルだ。
屋台メシのテイクアウト
東南アジアの場合は、家で作ったお弁当を持っていくという習慣が少なく、
屋台メシのテイクアウトが弁当代わりとなる。
お店によっては、値段の割にかなりボリュームがあるので、電子レンジや冷凍庫が完備しているサービスアパートメントに住む場合は、
1日2食でも充分かもしれない。
節約だけを目的にするのなら、
地方都市に暮らすとなどすれば、
住居代を安く抑える方法はいくらでもある。
ただ、行き過ぎた節約は絶対に長続きしない。
誰かと話す時には、
「まぁ、バックパッカーを少し良くしたような生活ですね」
とサラッと言えるような生活を目指している。