低予算でセミFIRE生活を実現する方法

低予算でFIREを実現するためには、
完全FIREではなくセミFIREが現実的だ。

セミFIREの実現に向けて 副業とローコストライフの融合

何千万も貯めるのではなく、
副業やローコストライフを組み合わせれば、
貯蓄や金融資産の金額は殆ど関係なくなる。

私が提唱しているローコストライフは
生活費を切り詰めるイメージではなく、
生活固定費を低く抑えるという考え方だ。

フリーランスの場合は収入に波があるので、
収入が少ない時にはそれに合わせた低予算の生活が出来るような仕組みが必要だ。

生活費の最適化 贅沢と節約のバランス

お金に余裕がある時には贅沢をすれば良いのであって、お金がない時にはそれなりの生活をすれば良いだけだ。

生活固定費を高止まりさせる原因は、
見栄や付き合いなどに関係するものが殆どで、
これらをうまくコントロールできればOKだ。

今のようにスマホ1台あるいはタブレット1台で何でもできる時代には、日々の食費や生活費は、れほど必要ではない。

見栄を捨てる 無駄な付き合いを減らす

人間には生まれながらにして競争心が備わっているので、そこから虚栄心が生まれることもある。

こういった虚栄心や見栄は、
自分以外の対象がいなければ発生しないので、
できるだけ不要な付き合いを減らすことで解決できる。

虚栄心や見栄が必要のない付き合いだけになればココロは本当に軽くなる。

私も以前は同業者団体の付き合いなどで、ど
うしても断りづらい付き合いがあった。

グルメの会やワインの会など、
いろいろなお誘いがあるのだが、
ある頃からは全く興味がなくなった。

1回の参加費は3万円ほどで、地元では一流のレストランや料亭で贅沢が味わえる。

出席していた頃はシェフやオーナーの
お料理や食材のうんちくを聞いたり、
ワインの説明を聞くのも楽しかったのだが、
海外にいる時間が長くなるにつれ、
実際問題としてスケジュールが合わずに断ることが多くなった。

そうやって足が遠のいてみると、
「また、あの会に出たいなぁ」
と思うことがないことに気がついた。

断り方の技術: 自由への一歩

お誘いのメールが来ても、
「海外にいるため参加ができません」
と断っているうちに、
いつの間にか足が遠のいた。

何の事はない、結局、自分はそんなことには興味も関心もなかったのに、
ただ付き合いや見栄だけで高い会費を払って参加していただけだったのだ。

こういった付き合いから距離をおくのは、
それほど簡単ではないと思うが、
「断り方を覚える」だけでも大違いだ。

会社や同業団体の付き合い、
趣味の仲間や学生時代からの友人など様々な付き合いがあるが、
「本音を言えば行きたくない」という付き合いなら、できるだけ距離をおいた方が良い。

1番簡単な断り方は 約束をしないこと

何かの会合に誘われて、
うっかり「行きます」と言ってしまうと、
それを断るには2倍も3倍も手間や負担がかかってしまう。

LINEやメールで誘われた場合でも直接誘われた場合でも、
その場で「行けません」とは言いにくい場も、
必ずワンクッションおくというルールを決めておく。

メールの場合、すぐ断りのメールを書き、
1日後とか予約送信の設定をしておく。

LINEやSNSの場合は予約投稿ができないケースもあるので、
その場合はメモ帳アプリにでも書いておき、
翌日の適当な時間にアラームやリマインダーを入れておく。

これぐらいにしておかないと、
「つい断りきれず」
「人付き合いが悪いと思われるのも嫌なので」
という気持ちでズルズルと付き合いが続くことになる。

低予算でセミFIREを実現することが最優先なのであれば、多少は後ろ髪が引かれるような気持ちは我慢しなければならない。