低コストで大都会のド真ん中で暮らす方法

セミリタイア生活を設計する上で、
「都市生活か、田舎暮らしか?」
というのは大きな問題。

セミリタイアと言えば

「のんびり暮らす」

というイメージがあるけれども、
今の時代、リモートワークをベースに、

「働きながら、のんびりする」

というライフスタイルが可能になったので、
問題はさらに難しくなってきた。

何故かと言えば、
都市生活の方が圧倒的に便利であり、
何をするにしても都合が良い事は間違いない。

問題はコストがかかること

ただ、問題はコストがかかるということで、
東京や大阪のど真ん中で

「仕事をしながら、のんびりと生活をする」

などというライフスタイルは100%不可能。

私は1年の半分はプールやフィットネスジムのある
高層コンドミニアムや大都市のど真ん中のホテル
で暮らしながらリモートワークをしている。

外国人向けサービスアパートメント

日本では考えられないことだが、
東南アジアには外国人向けの長期滞在用の
サービスアパートメントがたくさんあり、
予算やライフスタイルに応じて、
いくらでも選択肢を探すことが出来る。

バンコク中心部の外国人向けコンドミニアム

例えば、私がコロナ前に数年間借りていた
バンコクの中心地のコンドミニアムは、
プールやサウナ、フィットネスジム付きで
当時のレートで月に8万円位だった。

スタジオタイプと呼ばれる35平米の部屋で、
ワンベッドルーム・ワンリビングだが、
決して広くはない。

それでも、日本のワンルームマンションに比べれば、
ずっと広いので、1人で生活するには快適そのもの。

プールやサウナ、フィットネスジム

そしてプールやフィットネスジムだけではなく、
24時間有人警備があり、コンドミニアムの前には
常にバイクタクシーが待機していて、
どこへ行くにも便利。

コンドミニアム6階のプール

この快適さは、経験してみて初めて知った。
逆に、いちどこういう生活を経験すると、
日本での狭い・高い・不便という生活には絶対に戻れなくなる。

東京や大阪で毎日、満員電車に揺られて、
狭いオフィスで働かされ、ランチでも夜の居酒屋でも
狭苦しいところで高い料金を払わされていると、

「田舎でのんびりと暮らしたい」

という気持ちになるが、私はその考え方を見直した。

要するに、発想の転換であり、
物価の高い日本と、物価の安い海外を組み合わせた、
ハイブリッドのライフスタイルが実現できれば、
コストパフォーマンスの面では、
相当に楽な戦略を立てることが出来る。

往復の飛行機は殆どマイルで取ることができるし、
一泊2000円位のホテルもたくさんあるので、
最初からコンドミニアムを借りる必要もない。

私はこのスタイルを10年間続け、
メンタルの面でも収支の面でも
本当に良かったと思っている。

簡単に言えば、

日本で稼いだお金が3倍の価値を生むという、

魔法のようなライフスタイルが可能なわけで、
そのことを、ぜひ若い人には伝えたいなとずっと思っていた。