必読:東南アジアでの長期滞在の注意

海外移住や長期滞在を目指す場合、
候補となる場所を2つか3つに絞り込んだら、まず行ってみることが大切だ。

海外滞在の魅力とは?

10年前にブラっと出かけた上海が気に入り、それから中国各地を歩くようになった。

その後、2014年に立ち寄ったタイの首都バンコクが中国以上に気に入ったため、
今ではバンコクを拠点に、
東南アジアの国々を色々と渡り歩いている。

現地での生活の現実

「行ってみなければわからない」と言ってしまえば身も蓋もない話なのだが、
観光ではなく、その街に住む」場合には、
色々な下調べやチェックは欠かせない。

事前の下調べでわかることもたくさんあるが、
ネットでは絶対にわからないこともある。

例えば私が最初に戸惑ったのは、
「水道の水が飲めない」
「トイレットペーパーを流せない」
「道路を渡るのに信号がない」など、
その場面を経験してみないとわからないようなことがたくさんあった。

2010年頃の上海では車やバイクが普通のスピードで走っている大きな通りを、何十人もの歩行者が平然と渡っている光景を見て度肝を抜かれた覚えがある。

ネット環境との向き合い方

その次に注意しなければいけないのは、
ネットの問題だ。

日本の都市部ではネットが途切れるとか、
停電とかはありえないことなのだが、
東南アジアでは大都市であっても、
停電もあればネットが途切れることもある。

丸一日停電が続くなどありえないのだが、
1時間位の停電は普通に起こる。

ネットが途切れることも多いので、
ライブでの配信やWEBセミナーなどでは対応が必要となる。

ローカルエリアでの体験と注意点

短期滞在で「いい街だなぁ」と思ったら、
今度はその街の中心部ではなく、
少し郊外のホテルやサービスアパートメントを探してみるのも良いと思う。

日本でも東京や大阪のように外国人観光客がたくさん来る場所はディズニーランドのようなもので、ナマの日本ではない。

それと同じように、
ホーチミンでもバンコクでも、
中心部から電車で15分ぐらい移動すると、
本当にローカルな「ナマの地元」を見ることができる。

多少の旅慣れは必要だが、
こういった所に3~4日滞在するだけでも、
その街の本当の姿がわかる。

こういったローカルエリアにある地元の人向けの市場に行くと、
豚肉や牛肉がナマのまま(というか原型のまま)並んでいるのを見ると少し戸惑うこともある。

衛生的か衛生的でないかと問われれば、
日本と比べれば間違いなく衛生的ではないと思う。

だから体が弱い人やお腹が弱い人はそれなりの注意が必要だと思うが、
まぁ、普通に健康ならすぐ慣れると思う。