生涯現役のビジネスモデルは蓄積型がベスト

このブログでは、何十回となく生涯現役・生涯現役と言い続けているが、
いま現在と10年後、20年後では働き方は大きく違っていると思う。

どんなに気合を入れても、
ある年齢からは体力も気力も衰えてくるので、
今と同じような働き方ができるはずはない。

成功する人は体力も気力も凄い

知り合いの社長さんや偉い方を見ていると、
70歳位までは全く問題なく、
若い世代と同じように働いている方が多い。

会議でも営業でも、視察旅行などでも、
かなり体力を消耗しそうな仕事でも、
顔色1つ変えずに普通にこなしている。

夜は夜で会合や宴会に出席して、
2次会、3次会まで付き合ってる方も多い。

そういう方々を見ていると、

「成功する人は体力も気力も凄いな」

と思うことがたくさんある。

そういう方々に共通しているのは、
人の使い方がうまいことだ。

使い方だけではなく、
多分育て方がうまいのだと思う。

指示をすれば指示通りに動いてくれるスタッフが大勢いて、
1つの組織が思うままに動いている。

そういった組織を作るのが社長業だろうし、
チーム力とか総合力で業容を大きく拡大してきたのだと思う。

自分1人のスモールビジネスも悪くない

ただ、私の場合は始めからスモールビジネスを目指していた。

そういった社長さん達のように組織を作るとか人を育てるという事は大の苦手なので、
ある年齢から仕事のスタイルを変えなければいけないと思っていた。

私が目指しているのは、蓄積型で収益が生まれる仕組みだ。

常に新しいネタを考えたり、常に最先端の技術を追いかけていくのはしんどいもので、

あるところからは「過去の遺産で食いつなぐ」が理想のスタイルだ。

まだそんなことを言う年齢ではないので、
あくまでも理想論なのだが、

売り切り型や焼畑農業型のビジネスモデルではなく、今の努力や開発が、

将来にわたって収益を生むような仕組み

を常に頭に置いておくことが必要だと思っている。

今の努力が将来にわたって収益を生む仕組み

私が手がけている仕事はいくつかあって、
ローコードアプリの開発やGoogle広告の代行だけではなく、

このブログと同じように、
継続的な情報提供で見込み客を集め、
その一定割合がセミナーに参加してくれたり教材を購入してくれたりする。

さらに、その人たちに情報提供し続けることによって、また一定の確率でコンサルティングやシステム開発につながっていく。

この仕組みは、経営コンサルタントの故・石原明先生の

「営業マンは断ることを覚えなさい」

に詳しく書いてある。

Amazonnの営業マンは断ることを覚えなさい (知的生きかた文庫) より引用

私の技術だけでは対応できない部分は、
契約している、それぞれのスキルを持った外部委託業者に頑張ってもらうような仕組み作りを考えている。

生涯現役を続けるビジネスモデルというのは、
自分が生涯にわたり労働を続けるのではなく、

働くスタイルは徐々に変えながら、
生涯にわたって収益を得られるようなビジネスモデルを作ることが、
正しい意味での「生涯現役」と考えている。