財政破綻がFIREに与える影響

日本の財政破綻:リアルな可能性

日本が財政破綻をに追い込まれる確率がどれくらいかはわからないが、
もしそうなればフルタイムで働いている現役のサラリーマンでも、私たちのようなセミリタイア生活者や年金生活者でも、
生活設計や人生設計が根本から覆される最悪の事態になる事は間違いない。

年率数十%の猛烈なインフレが起こり、
社会は大混乱になるだろう。

万が一、大規模自然災害や戦争が重なれば、
誰も想像できない大動乱の時代がやってくる。

インフレの波:サラリーマンの未来

インフレでサラリーマンの給与は上がるが、
それは額面だけの話であり、
実質賃金はどんどん低下していくだろう。

年金も額面は増えていくだろうが、
マクロ経済スライドにより
実質購買力は大きく低下する。

情報革命の波に乗れ ビジネスモデルの変革

こういった猛烈なインフレの時代には、
自営業者やフリーランスも厳しい状況に追い込まれることになるので、
今のうちに収益構造を見直し、
インフレに打ち勝つようなビジネスモデルを組み立てていかなければならない。

幸いなことに世界のトレンドは情報革命やAI革命以外にはないのだから、
この部分をがっちりとグリップしたビジネスモデルならば、どんなに社会が混乱しても生き抜くことができる。

殆どの人は「そんなことは起きっこない」と考えているが、私は相当な確率で財政破綻が起きると思っているし、
その時期は2025年から29年頃ではないか
と考えている。

2025年からの大混乱:社会の転換点

その予測は荒唐無稽なものかもしれないが、
あえて時期を予測しているのは、
日本社会80年循環説に基づいたものだ。

歴史に詳しい人ならわかると思うが、
日本の社会は概ね80年周期で起こる戦争や革命、大規模災害などによって大きく変わる。

1780年代の天明の大飢饉や大噴火、
1860年代の幕末・明治維新、
1940年代のアジア侵略や敗戦後の大混乱
など、ほぼ80年周期で起きている。

その周期で行けば2025年から2030年頃に大きな社会混乱が起きても不思議ではない。

それまでの社会構造が根本からひっくり返るような大きな変化が起こるのだから、
古い体制にしがみつきたい人々や、
既得権に守られた連中にとっては困った事態になるだろうが、
そういった守旧派が一掃されることにより、
社会の新陳代謝が急速に進み、
新しい時代が始まる。

過去のどの混乱の時でも、
大混乱のあとには日本人の底力が発揮され、
経済も社会も発展していった。

現在の日本は情報革命に乗り遅れたことが決定的な弱点であり、
今になってからデジタル化とかDXなどといっても間に合うものではない。

情報革命やAI革命は加速度的に進み、
いまさら、どんなに頑張ってみても日本が先を走る国々や企業に追いつく事はできない。

かつての団塊の世代が
情弱老人として社会に君臨しており、
この世代が選挙で一定の投票率を示す限り、
情報革命のスピードについていく事は絶対に不可能だ。

だから私は
・財政破綻にしろハイパーインフレにしろ、
・その方が社会にとっては良い結果を生む
と考えており、

心の中では早くXデーが来てくれれば良いと念じているのだ。