フリーランスとバンコクのオフィス事情

フリーランスとなって時間の自由を手に入れた場合、自分なりに規則正しい生活を心がけていかないと、生活のリズムが乱れてしまう。

 

フリーランスとしての規則正しい生活

若いうちは好きなときに起きて、
好きなだけ働いて好きなだけ遊ぶという
生活も良いだろうが、

ある程度年齢が上がってくると、
健康管理の面でも、メンタルの面でも、
規則正しい生活は必須だと思っている。

まして海外での生活となれば、
自分なりのルールが絶対に必要だ。

ルールだけではなく、カタチやスタイルから生活のリズムを作ることも必要だ。

例えば、仕事場を決め、
必ずそこに「出勤する」という形を取る。

コンドミニアムを住居兼仕事場に使う場合、
運動や散歩や外出をルーチン化して、
とにかく仕事と日常生活のメリハリをつけるようにすることが大事だと思う。

私が初めてバンコクを訪れたのは
2014年の暮れで、その翌年の4月からは、
当時拠点にしていた上海からバンコクに移動することになった。

バンコクでのオフィス選び

最初は共用スペースのレンタルオフィスを契約した。

バンコクのど真ん中にあるアソーク駅に直結したビルの中にあり、
フロアの中心に8席位の共用スペースがあり、
それを取り囲むように大小の個室が並んでいるオフィスだった。

このオフィスにはレンタルロッカーがあり、
そこに書類や文具などを置いておくことができたので非常に便利だった。

残念ながらこのレンタルオフィスは経営のトラブルがあったようで、
マネージャーが交代したり、
責任者の方がいなくなったりして、

新しい経営者になってから急に利用者に対する態度が悪くなったので、2年位で退去することになった。

その頃はまだホテル暮らしだったのだが、
レンタルオフィスを退去してからは
ホテルから徒歩圏内にある
お気に入りのコワーキングスペースを使うようにしていた。

バンコクにはおしゃれなコワーキングスペースがたくさんあり、月5000バーツ(2万円位)で利用することができる。

コワーキングスペースの利点

きちんとしたオフィスを借りるのはそれなりに費用がかかるが、
コワーキングスペースのレンタルであればリーズナブルな価格で利用できる。

もちろん1日単位での利用もできるので、
色々な所を体験利用して、気に入ったマイオフィスを構えるのがオススメの方法だ。

やがて、当時経営していたエアビーの民泊ホテルが好調だったので、ホテル暮らしからコンドミニアム暮らしに変え、

オフィスも共用のコワーキングスペースから
個室のオフィスにグレードアップした。

このオフィスも同じアソーク駅からスカイウォークでつながっている高層ビルの中にあり、
そこからBTS(都市交通システム)で二駅ほど離れたトンロー駅の近くにコンドミニアムを借りていた。

通勤時間はドアtoドアで20分ほど、朝はBTSに乗り、帰りは健康のために歩くという生活をしていた。

私はセミリタイアライフやフリーランスの仕事を成功させるコツは、自分のモチベーションを維持することだと思う。

オフイスの必要性が低いと思っても、
仕事のカタチを整えて、
それなりの「やっている間」を自分自身で演出する事は大事だと思っている。