海外生活の醍醐味と言うか、暮らしていて嬉しいのは、どんなところに行っても新しい発見や驚きがあり、
毎日が旅行気分に浸れることだ。
新しい発見と驚きを求めて
いわゆる観光スポット巡りに行ってもいいし、東南アジアで言えば、
お寺や遺跡などをめぐるのも良い。
そういったものが好きでなければ、繁華街やナイトスポットなどをブラつくのも楽しい。
スポーツバーやミュージックバーは、どれも似たり寄ったりとは言え、
客筋や常連の外国人の国の違いなど、店によっていろいろな特徴があるので、それはそれで面白い。
例えば日本にもアイリッシュバーがたくさんあるが、バンコクやホーチミンにあるアイリッシュバーは、日本のような
「ものまねバー」
ではなく、
本当にアイルランド系の人が経営している店が多い。
海外から東南アジアに来て、そのまま住みついてしまう外国人が多いのも、
生活コストなどの住みやすさと、外国人を受け入れる土壌があるからなのだろう。
配車アプリと地元の友人がいればどこでも行ける
観光地でもナイトスポットでも、探し始めると面白いし、知り合いになった地元の人から、
次のスポットを紹介してもらうのも楽しい。
配車アプリGrabがあれば、どこでも自由に移動できる。
これはプノンペンでもバンコクでも、
ホーチミンでも全く同じだ。
残念ながらラオスの首都ビエンチャンだけはGrabが使えないが、
現地の配車アプリであるLocaというアプリをダウンロードすれば、
すぐ使えるようになる。
知り合いになった地元の人と仲良くなり、時には酒や食事を奢って、そうしてガイド役になってもらうのも良い方法だ。
タイやベトナムでは、和食が嫌いな人はあまりいないので、居酒屋などに誘ってあげると大喜びしてくれる。
和食は高級だというイメージがあり、ごく普通の居酒屋でも、現地の人にとっては、
それなりの値段設定なので、なかなか入りづらいようだ。
これらの居酒屋は、地元では高級店なので、カップルやきちんとした身なりの家族連れなども多い。
ちなみに、バンコクやホーチミンでは、定食の大戸屋は接待にも使われる高級店だ。
残念ながら、コロナの影響でホーチミンの店舗は2つとも2021年に閉店になってしまったようだが、
コロナも終わったので、
また同じような業態の店ができるだろう。
観光地巡りに飽きたら、海外旅行や地方都市を探す
配車アプリと現地の友達ができれば、どんな街でも、ほぼ完璧に回ることができる。
そうは言っても、現地に駐在している人はもちろん、私のように毎月のように行っていると、半年位で飽きてしまう。
もちろん毎日毎日飲み歩いているわけではないので、行ってみたい場所はたくさんあるが、
それでも観光客が行きたいような場所は、ほとんど行き尽くしてしまう。
そうなってくると、次の目的地は近場の海外旅行(正確には外国旅行)となる。
アセアン10カ国のうち、ジャカルタとマニラは少し離れているが、
それ以外の首都や大都市はどこでも2時間以内で行くことができるので、
「ちょっと行ってくる」
という感覚で、手軽に外国旅行を楽しむことができる。
それも少し慣れてくると、
次に行きたくなるのが、それぞれの国内の地方都市となる。
大都市に比べれば、地方都市のインフラは貧弱だが、それでも国内線の空港があるような年の場合は、外国人が普通に暮らすだけのインフラが整っている。
大都市に飽きてきたら、自分のライフスタイルに合った地方都市を探すのも、
海外生活の醍醐味だと思う。