海外ロングステイでは食事が1番厄介な問題だ。
若いうちは食事のバランスなどは気にしなくても良いが、42、3歳を過ぎた頃からは健康管理が必要となり、毎日の食事は最も大切だ。
食事は健康管理という業務
私のように毎日アルコールが欠かせない人間は、気分のままに行動していたら大変なことになる。
ロングステイでも駐在でも、殆どの人が最初は現地のレストランを食べ歩いたり、ローカルな屋台で食事をしてみたりするのが普通だ。
バンコクの居酒屋はピンからキリまで
それに飽きてくると日本人向けの定食屋か居酒屋で食事をするようになるパターンが多い。
バンコク中心部には数え切れないほど和食のレストランや定食屋・居酒屋がある。
値段もピンからキリまでで、
サービスのレベルも様々だ。
海外に長くいると、無性に日本の食事が食べたくなることがある。
カップヌードルやどん兵衛ならスーパーで買えるから良いのだが、
どうしてもCoCo壱のカツカレーが食べたくなった時などは本当に困ってしまう。
日本のように「ちょっと探せば、どこにでもある」という状態ではないので、
とりあえず近くの定食屋でカツカレーを探すことになる。
値段と味・サービスが一致しない
少し前ならば値段と味・サービスのレベルがほぼ比例していたのだが、
最近は少し厄介な問題が起きてきた。
ここ数年、海外での和食や居酒屋ブームは半端ではないので、
日本人よりもタイ人や欧米人の客が多い店も増えてきた。
メニューを見ると、そこそこの値段なので
「この価格帯なら間違いなさそうだ」
と思って入ってみると期待を裏切られることが時々起こる。
慣れてくればこういった間違いもなくなり、
コスパの良い店を見つけて常連になってしまうこともある。
おいしいお店の常連になるのだから何も悪い事はないのだが、いくらコスパが良いといっても、食事のたびにビールや焼酎などを飲んでしまうとそれなりの費用がかかる。
日本人向けの定食屋ではマンガ喫茶のようにコミック本が並べてある場合が多く、
それを読みながら食事をしていると、
また続きが読みたくなるので、
どうしても回数が増えてしまう。
居酒屋での食事は割高
居酒屋でお酒を飲みながら食事をする場合も注意が必要だ。
個人差もあると思うが、まぁ普通に満足できる居酒屋の場合は、軽く飲んで食べて日本よりも2〜3割位安い感じだ。
日本なら3000円位かかるところが、2000円から2500円で済むのだから、それなりのお得感を感じることができる。
週一回程度なら問題はないのだが、
週に3日4日となると、
いつの間にか予算オーバーとなってしまう。
同じレベルの食事でもスタッフの接客レベルが高ければコスパは高くなり、通う回数も多くなる。
週に3回から4回、1回あたり6〜700 バーツ(2500~3000円)を払うお客はお店にとっては上客の部類になる。
バンコク中心部での金銭感覚は、
バーツ建の価格をだいたい8倍位の数字
が日本円の感覚だ。
だから6〜700バーツというのは、
毎回5〜6千円を使う客という感じになる。
スタッフの中には日本語を勉強している娘もたくさんいて、若くて可愛い子もたくさんいる。
そういったスタッフと顔馴染みになったりしてしまうと、なかなか抜け出すことが難しくなる。(@_@)