コロナの3年間で一気に広がった在宅ワークやリモートワークだが、会社勤めの方でもフリーランスの方でも、ビジネスモデルや業態によって、リモートのやり方には色々なパターンがあると思う。
コロナ時代のリモートワークの変化
会社勤めの場合は会社が提供するクラウドベースの業務用システムにアクセスして業務を行うパターンが多いだろう。
またフリーランスやノマドワーカーの場合は、ノートパソコン1台で殆どの業務を行っているはずだ。
私がこのブログで推奨しているいくつかの仕事も、殆どはノートパソコン1台で、どこにいても、どんな時間にでも行うことができる。
私のように国内のオフィスがあり、デスクトップPCでなければ出来ない様々な仕事がある場合は少し話が違ってくる。
私はWEB系の集客だけではなく、業界団体のリアルな人間関係から紹介を頂くクライアントや、会社の社長さんから直接依頼を受ける仕事などもあり、すべての業務をノートパソコンやスマホだけで行うのは無理がある。
かれこれ15年以上、毎月欠かさずに印刷したニュースレターをクライアントに郵送しているが、それらに同梱する販促用のチラシやセミナー案内などは私が全てデザインを行う。
こういった仕事のように、20インチとか25インチの大きなディスプレイで、それなりのスペックのあるデスクトップパソコンでなければできない業務がたくさんある。
ノマドワーカーの業務スタイル
私は1年の半分は海外で生活しており、コロナ後はバンコクで賃貸していたコンドミニアムを退去して、あちこちのホテルやエアビで暮らす、いわゆるノマド生活を続けている。
ホテルであったり、コンドミニアムであったり、ドミトリーであったり、色々なところで仕事をしている。
バンコクでコンドミニアムを賃貸していた時もそうだが、海外ではデスクトップパソコンを使った事は一度もない。
常に旅先に持ち運ぶのは、ChromeブックとiPad mini、そしてiPhoneの3種類だ。
海外リモートワークは私の3大特技の1つで、
自慢ではないが、
それなりの年季が入っていると自負している。
電波状況や電源の状況など、色々な所で色々な事が起こることを想定して、あらゆる業務を、3つのガジェットのうちの1つだけで出来るように工夫している。
例えば毎日の原稿書きは99%音声入力で行うのだが、スマホの調子が悪い時は、iPad miniで、両方電源が切れていたりする時は、変換効率が悪いのを我慢してChromeで音声入力を行っている。
こういった「いざという時のバックアップ」は非常に重要で、こういった組み合わせを考えているのも、ガジェットマニアとしては楽しい時間だ。
Chromeブックの魅力と利点
かつてはいろいろな種類のノートパソコンを使ったり試したりしていたが、Chromeブックを購入してからは、もはやノートパソコンに戻る事はないと思う。
立ち上がりのスピードや電源の持ち時間などを考えると、普通のノートパソコンに比べて圧倒的なコストパフォーマンスがあると思う。
何しろ価格が安い。
私が持っている14インチタイプのやや大型のものでも3万円未満で購入できるのだ。
リモートデスクトップ機能の活用法
このChromBookでGoogleChromリモートデスクトップ機能を使うと、私の仙台のオフィスにあるデスクトップパソコンをそのまま利用することができる。
このほかにもチームビューワーとかLogMeInなど、リモートデスクトップアプリはたくさんあるが、何といってもGoogleChromリモートデスクトップ機能は無料で使えるところが素晴らしい。
これは極めて便利な機能なので、海外ノマドワーカーには絶対にお勧めしたい。