私の日々の業務はクライアントに提供している顧客管理システムやホームページの管理やGoogle広告の管理などだ。
顧客管理システムの自動化と効率化
これらの業務は相当な部分自動化しており、
実際に手を動かしたり頭を使う作業は、
1ヵ月に数日しかない。
これらの業務の他に、クライアントとのミーティングや新規の案件開拓などがある。
毎月の保守管理料やサポート料をいただいているクライアントの数は150社以上になるので、
会社名やお名前は覚えてはいるが、
その方々との細かなお付き合いの履歴は全てを記憶しているわけではない。
しかし私には強力な武器があり、
殆どのクライアントとのコンタクトの履歴が、
全てデータベースに記録されている。
デジタルツールによる顧客管理
それらをスマホ1つで、いつでもどこでも見ることができるので、相当に細かいクライアント対応ができていると思う。
自分で言うのも僭越だが、これだけのシステムを外注で受け取ったとしたら、
少なくとも500万円以上の開発費と毎月10万円以上の管理料をもらわなければ、
とても対応できないという位の自負がある。
ゼロコストIT化
こういったシステムを開発するのが本業なので、緻密な顧客管理システムができていて当たり前なのだが、これから起業を目指す人たちや、既にクライアントを持っているフリーランスの人たちでも、こういったシステムをゼロコストで構築することができる。
20年以上、この仕事を続けてきて思う事は、
クライアント対応の基本は「コンタクト履歴の管理」に尽きる。
その方との営業に関するプロセスを記録するのは当たり前だが、世間話や食事をしたときの状況、あるいはご家族のお話など、あらゆることが顧客関係を深める上で役に立つ。
私の業界には高級外車を扱っている凄腕セールスマンがたくさんいるが、彼らは本当に記録魔だ。
顧客の事は全て知っていると言っても良い位、
あらゆることを記録しており、
常に時間があればその手帳を眺めている。
Googleキープを活用した顧客管理
顧客管理はデジタルでなくとも、
このような手書きの手帳でも全く問題はない。
要はその人に合った方法なら何でも良いわけだが、やはりデジタル化・IT化を行った方が効率が良い。
ゼロコストで顧客管理システムを作るに最も良いのはGoogleキープだ
1人の顧客に1枚のメモを作り、
とにかく思いついたことを
音声入力で入力していく。
顧客とお話しした場合、あるいはそのクライアントに役立ちそうな情報を見つけた場合、
とにかくどんなことでもGoogleキープに入力していく。
電話でもLINEでもZOOMでも、
そのクライアントと対応するときには、
スマホスピーカーモードにして、
画面にはGoogleキープを表示する。
名前で検索すればメモが表示されるのは当たり前だが、それだけではなく、
思いついたキーワード検索をかけると、
そのクライアントの情報以外にもいろいろな情報が手に入る。
例えばあるクライアントが釣りが好きだとしよう。
その時に頭の中に「入れ食い」という言葉が浮かんだとしたら、Googleキープを検索してみる。
そうすると、そのクライアントのメモだけではなく、他の釣り好きのクライアントのメモや、
これまでに、ふとした時にメモした「釣り好きのクライアントに役立ちそうな情報」などがずらりと出てくる。
こういったことがスマホつで出来るという、
本当に良い時代になったのだと思う。
デジタル時代の自己肯定感
だから「自分は営業なんか出来ない」、「自分は話すのが苦手だ」などとマイナス思考に陥るのではなく、
「スマホ1つで何でもできるかもしれない」位の気持ちで挑んだ方が良い。