海外フリーランサーのコンパクト旅行術

1年の半分、海外でのフリーランス生活

私は旅行家とか旅人ではないが、
1年の半分は海外を旅行をしている。

残りの半分は日本におり、住民票も抜いていないし、健康保険料も支払っているので居住地は日本になる。

しかし、ライフスタイルから考えると、
「海外を旅しながら働くフリーランサー」
という表現が一番近いかもしれない。

好きなときに、好きなところに移動しているので、持ち物や身の回りの生活用品はコンパクトにまとめている。

コンパクトにまとめた旅行の必需品

基本的なスタイルは、機内持ち込みが可能な40Lのキャリーバッグと25Lの中型リュックサックだ。

これだけで6〜7週間も生活するのだから、
普通で考えたらびっくりするかもしれない。
ちなみに40Lのキャリーバックの製品紹介を見ると「3〜4泊用」と書いてある。(°▽°)

ここ6〜7年は寒い所には出かけていないので、衣類が少ないのが特徴だ。

うまく重ね着などができるように、
薄手の衣類を多めに用意して、
かさばらないようにするのもワザの1つだ。

衣類やサンダルなどのかさばる物の他に、
洗顔やシャワー用のポーチ、
常備薬等が入ったハードケース、
パソコンなどのデバイス周りの電源ケーブルやマウスを入れるケースなどが入っている。

DRIONハンドケース:12年間の愛用品

キャリーやリュックは数年に1度買い換えるが、2011年にセミイタリア生活を始めてから12年間使い続けているのが、DRIONのハンドケースだ。

大きさ13cm×21cm×4cmで、ハンドベルトが付いているので、外出時に持ち歩くのには最適だ。

ホテルにセーフティーボックスがある場合は良いが、そうでない場合はパスポートや現金などは常に身に付けている。

その時に25リットルのリュックを持ち歩くわけにはいかないので、100グラム程度のランニング用の軽量リュックサックに、このハンドケースを入れて移動している。

このケースは元々はパスポートケースや現金などを入れるために購入したものだが、
自分なりにあれこれと工夫して、
必要最小限の物をコンパクトに詰めている。

ボールペンやパスポート、カード類がコンパクトに収納され、現金はドル+人民元+タイバーツ+日本円が合計で4〜5万円分入っている。

その他の国々の通貨は国別の財布に入れてキャリーバッグの中に保管している。

機内でのアイテムの使い方と工夫

このハンドケースの中にA7版の極小手帳も私の自慢だ。

その他、小さなプラスチックケースにSIMカードやケーブル変換用アダプタを入れている。

飛行機の機内でSIMカード交換するのはなかなか楽しいものだ。

作業自体は簡単なのだが、うっかり落としてしまった場合などは、座席の下などを探すのは大事になるので、慎重な作業が必要になる。

こういった時に、スマホのケースを外して、その中にプラスチックケースをセットして、万全の体制を敷くのが私の流儀だ。

その他、乾燥しやすい機内で使うための保湿スティックや目薬、お酒の飲み過ぎで困らないように胃薬やウコンなども入れている。

極小Zクリップも4〜5個入れてあり、意外とこれが重宝する。

その他、外ポケットにはウェットティッシュや超薄型マスク、靴擦れしたときのためのバンドエイドや外出中に防虫クリームなど、
自分で言うのも恥ずかしいが
「旅慣れた人間の自己満足の品物」
がたくさん入っている。