AIとマーケティングの融合戦略

AI革命とマーケティングの融合

マーケティングのバイブルである影響力の武器とAI革命が合体したらとてつもないことが起こると思う。

リモートワークと仕事の自動化

10年以上前から海外と日本との往復生活を続けながら、殆どの仕事をリモートワークでこなしてきた。

しかし振り返ってみると、それなりの手間がかかることもたくさんあった。

コンサルタントの仕事では原稿作りや資料作りにはそれなりの時間をかけている。

ChatGPTを活用したアプローチ

ところがAI革命の恩恵により、既に今の段階でも、それらの半分以上が自動化された。

ChatGPTのパワーは凄まじいもので、いま私は影響力の武器を一生懸命理解させようと訓練しているところだ。

例えば、以前にも紹介した「人間は相手との類似性を感じると、相手の提案にYESという確率が増す」という心理を使って、アプローチトークや会話のヒントなどを自動的に作れたらケタ違いの営業力が発揮できると思う。

個人の創意工夫と競争の激化

少し試してみたが、私の質問の仕方が稚拙なためか、残念ながらまだ実用化には少し時間がかかりそうだ。

しかし、これが完全に自動化されれば、一瞬にして膨大なライバルが生まれることになるので、これぐらいの不完全な状態から、ここに自分のアタマを使って成約率を高める工夫をする方が良いのかもしれない。
少し長くなるが、実際にChatGPTに質問した内容と回答紹介する。

回答は比較的ありきたりのものだが、「釣り好きな人に業務時間の削減に効果がある顧客管理システムを勧める場合」に役立つような会話の事例が列挙されている。

これだけでも良いヒントになるので、ここから「忙しさ」「時間のなさ」などを相手から喋ってもらうようなアプローチトークを作っていけば良いのだろうと思う。

ーー以下、ChatGPTへの質問ーー

行動心理学のベストセラーである影響力の武器の中で、おもしろいお話が紹介されていました。

雨の多い地方のテレビ局に配属された天気予報士には、些細な言い間違えなどでも苦情のメールが数多く届くという現象です。

天気予報士として「雨が多い」と事実を正確に伝えても、雨の多い地方の視聴者には、「この天気予報士はイヤな情報を伝えてくる男」として嫌われるのだそうです。

この心理を逆に考えると、「気分を良くさせる情報」と「自分の会社が提供するサービス」を組み合わせて宣伝すると成約効果が高いと言われています。

例えば歯科医院で、ゴルフ好きの人にインプラント治療を勧める場合は、入れ歯よりインプラントの方が強く咬めるので、「かみ合わせと瞬発力」をアピールすると良いと思います。

では、この心理を基にして、「釣りが好きな人に、業務時間の削減に効果がある顧客管理システムを勧める場合に役立つような会話のヒントを考えてください。

—–以上、ChatGPTの回答—–

釣りが好きな人に業務時間の削減に効果がある顧客管理システムを進める場合の会話のヒントは以下のようになります。

共通の趣味を共有する

「週末、釣りに行かれることは多いですか?私も大好きなんですよ。」

時間の価値を強調する

「良い釣り場に行くには、やはり時間が大切ですよね。もし、もっと自由な時間を増やせるとしたら、どうでしょうか?」

顧客管理システムの効果を具体的に伝える

「実は、私たちの顧客管理システムを導入すると、業務時間が大幅に削減されるんです。これにより、もっと釣りに専念できる時間が増えるかと思います。」

感情に訴えるアピール

「釣りの際に大物を釣り上げた時のあの興奮、業務効率化で得られる時間を使って、もっとそういった瞬間を増やすことができますよ。」

システムの具体的なメリットを伝える

「このシステムを使うと、顧客情報の入力や検索が簡単になり、日々の業務がスムーズになります。これにより「仕事終わりに余裕を持って釣り具を準備する時間も増えるでしょう。」

結びの言葉

「釣りを楽しむための時間を増やす一助として、私たちの顧客管理システムをぜひご検討ください。」

このように、相手の趣味や興味を中心にしたコミュニケーションを心がけることで、より効果的に提案を伝えることができます。