私はこのブログで「生涯現役を続ける」と宣言しており、「現役を続けている限り、老後問題は存在しない」と言い続けている。
かなり偉そうなことを言っているが、
不安がないわけではない。
円安で戦略が狂う可能性
稼ぐ力やビジネスモデルには自信があるが、
それを支える基盤が崩れたとすれば
少し困ることになる。
いま私が1番不安に思っている事は円安だ。
私のセミリタイア生活を支えてくれるのは、
海外でのローコストライフだ。
「それでも、まだ円高」という状況で、
東南アジアの生活コストが日本の3分の1以下であることが大きな要因になっている。
生涯現役を続けるためには、
体の健康はもちろんだが、
1番大事なのはメンタルを穏やかに保つことだと思っている。
そのためにはストレスを溜めず、のんびりと、好きな仕事をして暮らしていくのが1番だということがわかった。
この結論に至るまでには15年近い年月がかかったが、ようやく10年位前から「勝利の方程式」と言っても良いパターンが出来上がった。
その1番の中心にあるのが「海外の生活コストの安さ」であり、それによって得られるリラックス感やメンタルの安定だ。
生涯現役への決意と円安の影響
ところが、ここ数年は円安が進み、
場合によっては1ドル200円などという円安もあり得るかもしれない。
東南アジアでは物価も上がっており、
これ以上円安が進めば、
私の海外セミリタイア生活をベースにした
ビジネスモデルの修正が必要になってくる。
セミリタイア生活の質を高める工夫
この10年間続けているセミリタイア生活の戦略は、労働時間を少しずつ減らしながら、
できるだけ好きな仕事だけに打ち込めるようにビジネスモデルをチューニングしていくことだ。
そのためには
「無理に稼ぐ必要はない」
「無理な営業する必要はない」
という状態が必要だ。
東京や大阪の家賃の高いタワマンに住んで、
お一人様3万円のレストランで食事をするような固定費の高い生活をしてしまえば、
それを賄うために働き続けることになる。
どんなビジネスでも浮き沈みがあるので、
固定費が高止まりしてしまえば、
下降トレンドでのストレスは半端ではない。
固定費削減とメンタルヘルス
そういったストレスが蓄積して、
いつの間にか後ろ向きの考えになり、
健康管理やメンタル管理がおろそかになる
という最悪のパターンが待っている。
そうではなく、できるだけ生活固定費を下げ、レストランでも夜遊びでも、選択肢の多い空間で生活をしていれば、
「余裕があるときは思い切って贅沢をする」
というライフスタイルが可能となる。
バンコクやホーチミンの生活コストは、
金額的には3分の1と考えているが、
同じ金額・料理のレベルのレストランでも、
テーブルやお部屋の広さ等を考えると、
コスパは日本よりかなり高い。
日本で使う金額の3倍の金額を使っている感覚なので、お店からすれば乗客となり、それ相応の待遇をしてくれる。
東南アジアのコストパフォーマンス
さらに外国人としての気安さがあるので、
これらの目に見えない価値を換算すれば、
1万円の価値は3万円どころか、
4~5万円の価値があるように思える。
こういったメンタルを支えてくれる大きなメリットがあるので、円安が進もうとも海外での生活をやめるつもりはない。
だから円安が進む場合に備えて、
従来通り労働時間を減らしつつも、
仕事の質を高めて、
稼ぐ力に磨きをかけようと考えている。
人間関係や時間の制約から解放されて、
ゆっくり考える時間や読書の時間があれば、
アイディアはいくらでも湧いてくる。
願わくば以前のような円高に戻って欲しいが、
かりに円安が進んだとしても、
生涯現役で海外セミリタイア生活を貫くつもりだ。