東南アジアでのリモートワーク

このブログでは、
早期のセミリタイアを実現する方法として、
物価の安い東南アジアを生活拠点として、
リモートワークで収入を得る方法を解説している。

東南アジアでのサイドFIREの魅力

現地で仕事を見つけて、リモートワークを副業にしても良いし、年金の足りない分を補うという考え方でも良い。

数千万の金融資産がなければセミリタイアできないワケではないことを伝えたいのだ。

私が12年間実践しているのは、
1年の半分を海外で、半分を日本で生活する
という方法だ。

滞在期間は個人によって色々

基本的にはずっと海外に住み、年に1回か2回、2〜3週間程度の短期帰国を繰り返すパターンから、その反対のパターンまで色々あると思う。

東南アジアの物価は安いので、
年に1回か2回の短期間の滞在でも、
日本ではできない楽しみ方がたくさんある。

リモートワークと場所の選択

リモートワークで収入を得るのだからどこにいても場所の問題はない。

海外で正式に現地の就労ビザを取って、長期滞在や移住するのも悪くない。

ビザ問題とその対応方法

ノービザの滞在可能期間は国ごとに違うが、
どんなに頑張っても1年の半分以上をノービザで過ごすことはできない。

以前はビザラン(VISA-RUN)という方法で、
ノービザ長期滞在が可能な国が多かった。

ノービザでA国に入り、滞在可能期間が切れる直前に短期間だけB国に出国して、またA国に戻るという方法だが、最近はどの国でもこの規制が厳しくなってきた。

例えば私が拠点にしているタイの場合、
ノービザ延長目的のビザランでよく使われる
「陸路で隣国へ出国して日帰りで戻る」
という方法は厳しくチェックされる。

隣国に数日間滞在したとしても、陸路での入国は年2回までに制限されているようだ。

これもネット上には様々な情報があり、
イミグレの対応も完全に統一されてるワケではない。

ネット上には「3回目のビザラン成功!!」のような情報もあるが、手続きも煩雑だし、安いとは言え、数万円の手数料かかる。

のんびりとしたセミリタイア生活を満喫するために、ビザのことでハラハラ・ドキドキしているのはナンセンスだと思う。

海外に長期滞在するにはビザの問題をクリアすることが必須だが、これさえクリアしてしまえば、あとは
「日本にいるメリットはなにか?」
を考えるだけだ。

日本の健康保険とセミリタイア

私が12年間、この生活を続けて言って感じる事は、
「日本にいるメリットは健康保険だけ」
かもしれないということだ。

日本の健康保険(国民皆保険制度)のコストパフォーマンスは非常に高いので、移住やロングステイを考える上で大事な事は、突き詰めて考えると、この1点に集約されるかもしれない。

日本国内の住居問題もあるが、これは持ち家があるかなど個人差が大きいので、このブログではあまり触れないでいる。

健康保険の加入を維持するためには住民登録が必要なので、そのコストが保険のメリットよりも大きいのであれば、思い切って住民票を抜いて、健康保険から脱退するのも1つの選択だと思う。

ただし、その場合は健康管理や傷病のリスクは全て自己責任となる。