経営コンサルタントの故・石原明先生からは色々なことを教えていただいた。
その中でも印象に残っていることの1つが、「アポイント調整ほど費用対効果の低いものはない」というお話だ。
石原明先生の教えとアポイント調整の重要性
だから先生は「コンサルタントは秘書を雇わなければならない」とおっしゃっていた。
コンサルタント業の場合は、複数のクライアントや見込み客に対する面談や説明を行うためのアポイント調整が非常に大変になる。
そういったことに時間をとられていたのでは、大事なコンサルティングの仕事に集中できないので、その部分は人に任せなさいという意味だ。
アポイント調整はメールや電話のやりとりが煩雑だというだけではなく、自分自身がやった場合には、
「この相手は大事なお客様だから、無理をしてこの時間に」とか、
「この見込み客は有望なので、時間がないが、この時間に」など、
あれこれと考えているとメンタルが乱れて、
正しい営業も正しいコンサルティングもできないということだと思う。
Googleカレンダーを活用した業務効率化
コンサルタント業務に限らず、
ビジネスの規模が大きくなってくれば、
ある時点からはアポイント調整だけではなく、税務や法務などの雑務が出てくるので、
どこかで秘書を雇う必要があると思う。
ただ、そのレベルに行くまでは、
そもそも売り上げがないのだから、
人を雇うことはできない。
自分1人でアポイント調整をやるとなれば、
あれこれ考えてメンタルが乱れてしまうので、
この部分は極力自動化しなければならない。
その切り札がGoogleカレンダーの予約スケジュール機能だ。
以前はGoogleの無料カレンダーでは出来なかったが、いまは無料赤でも予約スケジュール機能が使える。
私は大体6つから7つのカレンダーを使っているが、もしこの機能がなかったら自分の業務は成り立たないと思っている。
週に8枠ほどの電話相談や面談を受け付けているが、これらの調整をメールや電話で行う事は物理的に不可能だと思う。
リモートワーク&WEB型蓄積ビジネスの提唱
私が提唱しているリモートワーク&WEB型蓄積ビジネスを目指している方はぜひ検討してみて欲しい。
ビジネスモデルを回していくためには、集客が最も大変なので、この部分にどれだけ力を注ぎ込めるかにかかっていると思う。
私が提唱しているモデルでは、ブログやnoteを使って徹底的に情報提供を続ける。
これは「言うわ易し、行うは難し」の典型で、徹底的に情報提供を続けるというのは、
そう簡単にできるものではない。
初期の予算もなく、過去の事例もない、まったくのゼロベースからコンサルタント業を立ち上げるためには、とにかく見込み客を集めなければならない。
その集客も1人で予算をかけずにやるためには自分の時間と経験だけが頼りになる。
ゼロベースからのスタートでは、経験もないとは言え、勉強していることも経験だし、集客に奮闘していることも経験なので、それをライフログという形で書き続ければ良いのだ。