ラオス・サバンナケットの究極の贅沢生活

いま私は、
ラオス第二の都市サバンナケットのホテルで、このブログを書いている。

第二の都市といっても、首都ビエンチャンよりもずっと小さな街で、
正直言って「何もない」

ラオス第二の都市サバンナケットの静寂

昨日の夕方、第二タイ・ラオス友好橋を渡ってやってきた。

タイのバンコクで経営していた民泊ホテルから撤退したため、会社を清算して、ワークパーミットやビジネスビザも抹消した。

そのため、今回は6年ぶりにノービザでタイに入国した。

ノービザでは原則30日間しか滞在できないため、一度タイからラオスに出国し、4~5日滞在した後、またタイに戻る予定だ。

今回の海外滞在は6週間の予定なので、
こういった国外のショートトリップを組み合わせると、ノービザでも長期間、海外に滞在することができる。

ノービザでの滞在とショートトリップの魅力

この方法を日帰りなどで繰り返すビザランは規制が厳しくなり、最近ではイミグレを通過できないという話も聞く。

ただ、普通の旅行者でも、ある国から観光目的で隣国に出国し、数日間だけ滞在した後に、

また元の国に戻る事はよくあるので、30日ごとにビザランを繰り返すなどの度を越したものでなければ全く問題はない。

アゴダで予約したホテルは、国際線バスターミナルから歩いて3分ほどのところなので、おそらく街の中心部なのだと思う。

便数が少ないとは言え、ラオス国内に4つしかない国際空港もあるほどの街だ。

ところが自動車の騒音が全くない。

EV自動車が爆発的に普及したということではなく、そもそもクルマの数が少ないのだ。

究極の贅沢な地方都市での休日

東南アジアの地方都市には、こういった街がたくさんある。

便数が少ないとは言え、国際空港がある位だから、外国人旅行者向けのホテルもあり、数は少ないがレストランも揃っている。

こういった街で、休日を過ごすのは「何もしない贅沢」を満喫できる最高の場所だと思っている。

日本にいても、あるいはバンコクやホーチミンなどの大都市にいても、

ホテルに閉じこもって「何もしない休日」

を過ごすことができる。

ただ、そういった大都市では、
東南アジア独特の街の活気やクルマとバイクの騒音などが、
なんとなく邪魔に感じることもある。

うるさいわけではないし、それが東南アジアらしい雰囲気なのだが、
何もせずに、ホテルでマッタリと過ごすには、こういった地方都市の方が良いかもしれない。

何もないサバナケットの静かな街なか

ホテル近くのメコン川河畔の遊歩道

1泊3000円未満のホテルだが、エアコンもWi-Fiも充分満足できるし、4つ星や5つ星ホテルのようなゴテゴテした家具や装飾もない分、気持ちの落ち着き方が違う。

こういった地方都市では、そもそも

バーやミュージッククラブがほとんどない

のでお金を使うことがない。

節約が目的ではないのだが、結果的には「何もしないし、お金を使わない」という究極の贅沢ができる。

若いうちは

「つまらない街だ」「刺激が欲しい」

と、ネットで色々と夜遊びの情報を調べたりもしたが、最近では、こういった地方都市を探して、「ただ生活するだけ」という贅沢を楽しんでいる。