実際にセミリタイアを経験してみると、生活、コストの安い海外での生活は快適だ。
お金はたくさんあるに越した事はないが、それを稼いだり維持するために、人間関係のストレスや時間の自由を奪われれるよりも、
限られた生活費の中でローコストライフを目指したほうが合理的だと思う。
海外でのローコストライフの魅力
海外でのセミリタイアライフを送るためだけではなく、何年後かにセミリタイアライフを計画している人のスキルアップの為にも、
海外でのローコストライフはオススメの方法だと思う。
FIREとかアーリーリタイアというキーワードで調べて出てくる情報は、
ほとんどが
「3000万円必要」
「4000万円なければ不安」
というような情報ばかりで、「稼ぐチカラ」には視点が向いてないものばかりだ。
そういう考え方ではなく、「貯めるより稼ぐチカラが大事」と考えたのが、
私が10年以上も海外でセミリタイア生活を続けられる理由だと自負している。
AI革命が爆発している今ならば、1~2年、じっくりと勉強すれば、一生物のスキルが身に付くはずだ。
ただ、資格取得の勉強でもそうだし、副業の経験をするのもそうだが、
会社勤めの傍らでは、そもそも時間が自由にならない。
ネットによく出てくる情報で、
2千万円を4%運用して不足分を副業で賄う
みたいな話がよく出てくるが、
副業のまま終わったのでは絶対に長続きしない。
金融資産に頼らない稼ぐチカラの重要性
なぜならば、片手間でできるような仕事は、どんどんライバルが現れて、収入が減ってくるからだ。
さらにAI革命によって、これまで新規参入してくるライバルは人間だけだったのだが、これから新規参入してくるのはAIだ。
ブログの代行執筆、ホームページ制作などは、ほとんどビジネスとしては成り立たなくなる。
だから、セミリタイアライフでの仕事は、基盤のしっかりしたビジネスでなければ長続きしないと思う。
そのためにはどうしても一定の期間、じっくりと勉強したり、試行錯誤を繰り返す時間が必要だ。
会社勤めの傍らでも、うまく時間を捻出すれば、自分の勉強ができると思うが、
なかなかうまくできない人もいると思う。
海外でのローコストライフのスキルアップ効果
そういった場合は、思い切って会社勤めに区切りをつけ、ギリギリの生活費だけを持って海外に飛び出すのも悪くはないと思う。
コワーキングスペース付きのドミトリータイプのホテルならば、
1泊1000円から1500円で泊まることができるので、1ヵ月で4万円前後だ。
ラオスやカンボジアの地方都市ならば、もっと安く滞在出来るが、
あまり極端な節約はしない方が良いと思う。
スキルアップのための勉強に出かけるので、
エアコンや衛生環境など、最低限のレベルは確保した方が良い。
食費は1日1000円もかからないので、嗜好品を含めても月に3万円あれば充分だ。
コワーキングスペースならばWi-Fiも無料だから、後はパソコンとスマホさえあればOKだ。
あくまでも、シミュレーションの域を出ないが、この計算でいけば、
余裕をみても100万円を投じれば、まるまる1年間をスキルアップに費やすことができる。
受験勉強のようなものだから、基本は毎日が勉強になるが、自分なりに
「海外で合宿生活をしながら受験勉強する」
みたいな演出をして、チャレンジしてみるのも面白いと思う。
Google広告の代行業やローコードアプリの開発、画像生成系AI技術などの習得と、
ネットで集客するスキルを身に付ければ、
一生稼いでいけるスキルが身に付くと思う。