FIREを考える場合、殆どの人がオカネのことを考えると思う。
もちろんお金が1番大事なのだが、もっと大事な事は「どんな生活をするか」なのだと思う。
FIREとは「どんな生活をするか」の追求
仕事の重圧や人間関係のストレスで、一刻も早く、今の状態を抜け出したいと思ってる人も多いと思うし、
不労所得でノンビリと暮らせたらどんなに楽だろうと思ってる人も多いと思う。
それは全く正しいと思うし、その通りだと思う。
人間関係・時間・場所の3つの制約から解放されると、本当にリラックスできる。
だから、そうなるのは早ければ早いだけ、体にも心にも良いと思っている。
もともと人間にはものすごい能力が備わっていると思うし、誰にでも才能や可能性が秘められていると思う。
決して自己啓発系の話ではなく、今の時代状況が「誰にでもチャンスがあるゴールドラッシュの状態」だということだ。
経験の価値とAI革命の影響
いくら「早ければ早いほど良い」といっても、私は30代でのFIREはお勧めしない。
39歳と40歳で違いがあるわけではないのだが、昔から言われている厄年(40から42歳)は、
人生の節目だと思うし、この前と後では人間の幅が違うような気がする。
これからは、AI全盛の時代が続くので、片手間でできるような代行業や代筆業は必ず淘汰されてしまう。
イラストや作曲などの分野もAIが手がけるようになるはずだが、
絶対にAIができないことが「経験」だ。
AI革命が進めば進むほど、AIでは絶対に超えられない「貴重な人間の生の体験」が価値を持つような時代になる。
年齢と経験の関係性とビジネスの展望
その経験に基づくアドバイスや、
経験そのものを伝えることがビジネスとなるような時代が来るはずだ。
その経験を積むには、
やはり年齢が必要となるので、
若すぎるFIREは将来に不安を残すことになる。
逆に40代、50代と年齢を経る間に積み重ねた経験は、アルコールの熟成のようなもので、
時が経てば経つほど価値を増してくる。
ただ残念なことに、時を経て経験の価値は増したとしても、
それをマネタイズする手法を学ばなければ、
何の価値も産む事はない。
その手法を学ぶのは、若ければ若いほど良い。
だから、若い人には
「まず経験を積み」、そして常に、
「いつか、この経験を商品化するために、今のうちから、あらゆる記録を残しておく」
ということを心掛けてほしいと思う。
経験を商品化するための情報発信の重要性
ある程度の経験を積んだ人たちにとっては、
大切な事は、
私がやっているように、どんな事でも記録を残すことだと思う。
こうやってブログを書いたりしても、
過去の写真や記録ほど重要なものはない。
今の時代は、誰でもコンサルで収益を得ることができる時代なので、
「人に伝えられる経験」という商品さえあれば、後の仕組みはすでにパターンができている。
集客用のブログを書いて見込み客を集め、
そこから資料請求やメルマガ購読などに繋げ、
繰り返しフォローの情報を提供していくことにより、教材販売やセミナー受講などのマネタイズにつながるという仕組みだ。
この階段を作るのが仕事であり、そのパターンは既にできている。
売り込みもいらなければ営業もいらない。
コツコツと自分の経験を情報発信をしていくだけだ。
ただ、これまではその作業にも一定のスキルや手間がかかっていたのだが、
ChatGPTの登場により、それらの作業が劇的に簡単になった。
本当に早い者勝ちなのだ。