バンコクドミトリーで仕事に没頭
2023年の6月にバンコクの中心部にあるドミトリーに3週間ほど滞在した。
AIを絡めた新しいビジネスモデルを煮詰めるための充電時間という位置づけで、
ガッツリと閉じこもって仕事をするつもりで、
結果的には、びっくりするほど集中できた。
朝のウォーキング以外では現地の友人と3〜4回ほど飲んだだけで、それ以外は全く外に出る事はなかった。
半自炊で健康的な食生活
3食ともドミトリーで半自炊の生活をした。
ホテルと違って、こういったドミトリーハウスには共同のキッチンが付いているので自炊をする人が多い。
私は料理が得意ではないので、
自炊といっても屋台で買ってきたカレーや炒め物をレンジで温めて食べるというだけだ。
それだけでは栄養が偏るので、
マーケットで買ってきたキュウリやトマトを
ナイフで切ってさらに並べれば立派なランチやディナーになる。
屋台メシを活用したコスト削減
こんな時に役立つのが自分好みの調味料だ。
私のリュックには常にタバスコの小瓶が入っており、時々は七味唐辛子を持ち歩く。
コンビニ行けば何でも買えると思いがちだが、
なかなか自分の味覚に合ったものを探すのは簡単ではない。
そもそも毎日の献立がシンプルなので、
ちょっとした調味料の味付けは非常に大事だ。
マヨネーズやドレッシングはできるだけ控えるようにしているので、そういった時にタバスコは非常に重宝する。
シンプルで栄養バランスのある食事
タイの屋台料理は化学調味料がたくさん使われているし糖分も多い。
屋台メシは地元の若者も食べるワケだから、
分量もかなり多めで、
全部食べたらかなり満腹になる。
だから一食分を2回に分けて食べるとちょうど良い位だ。
私はお酒が大好きなので、夜はもちろんランチの時でも時々ビール飲んだりするので、
カロリー的にはちょうどイイかもしれない。
バンコクのど真ん中でもローカルエリアでは、屋台メシはまだ相当に安い。
一食分でちょうど良い位のお弁当サイズだと25〜30バーツだから100〜120円だ。
若者でも満足できる量で40バーツなので、
2食に分ければ1食20バーツ(80円)となる。
野菜の買い方は、マーケットに山積みになっているものを指さして、自分の予算を伝えると適当に重さを測ってくれる。
私はいつも20バーツで、ミニきゅうり5本とミニトマト5個位を買う。
これで3〜4回分のサラダになるので、
1回分は20円、1食20バーツ(80円)のメインディッシュと合わせて、一食あたりのコストは100円という「信じられない安さ」になる。
自炊の手間もなく、コンビニよりもはるかにバラエティーに富んだ料理を選ぶことができるわけだから、コスパは相当に高いと思う。
シンプルの極みのような食事だが、私にもう少し料理心があれば、並べ方やちょっとした付け合わせなどを工夫して、殆ど同じコストで「素敵なディナー」が作れるのかもしれない。
これだけの安さだから予算管理は完璧なのだが、健康管理と両立させるのは、なかなか簡単なことではない。
こういった屋台メシをベースにしても、
量を制限したり、タバスコや七味唐辛子で塩分を控えたりと、
いろいろな工夫によっては両立ができるというのが私の持論だ。