海外長期滞在の医療と健康管理

海外での医療サービスの利用

海外に長期滞在する場合には、
病気や怪我、急な体調不良等が心配になるが、
バンコクやホーチミン、カンボジアの首都プノンペンなどには日本語が通じる病院があるので安心だ。

病院だけではなく、ちょっとしたクリニックや薬局なども調べておくと良い。

日本語対応の病院とクリニック

私はバンコクにいる時は、
ちょっとした発熱や喉の痛みなどの時は、
アソークにあるブレス医院というクリニックを使っている。

受付は日本人で、薬局も併設されていて、
日本語で説明してくれるので非常に安心だ。

原則として、タイの薬局では日本の薬は売っていないので、自分が日本で使ってよく効いた薬とか、クリニックからもらった薬などはお薬手帳の写メを撮っておくと良いだろう。

小さなクリニックだけではなく、
大きな病院も1つ調べておくと良い。

場所を調べたりネットを調べるだけでなく、
可能であればいちど受診してみるのが良い。

当然費用はかかるが、それは貴重な経験値になるので、必要経費と割り切ることができる。

私はバンコクにある日本人向け病院で1番有名なサミティべート病院を使っており、コロナの時はPCR検査などで何回もお世話になった。

サプリメント持参と健康管理

日本の病院でも色々な手続きや書類を書かなければいけないが、海外で初めてかかる病院では戸惑うことが多いはずだ。

だから病院にかかるほどがない場合でも、
軽い下痢や喉の痛み、ちょっとした疲れなどでも、いちど病院にかかってみると良い。

日本人専用の受付コーナーがあり、
そこには日本語の堪能なスタッフが常に2〜3名常駐しているので非常に安心だ。

もちろん日本のように健康保険をきかないので、それなりの費用がかかる。

例えば、私がPCR検査を受けた時の検査費用は4000฿だった。

当時のレートでは13000円位だったが、
今のレートだと17000円位になるので決して安くはない。

現地の食生活での健康維持

この病院で注意が必要なのは、
曜日時間帯によっては近くの道路が大渋滞することだ。

もともと道路事情の悪いバンコクだが、
日本と同様に月曜日の午前中は患者が集中するので、うっかりタクシーに乗った場合は、
途中で降りて歩いた方がはるかに早い。

歩こうと思えば最寄りのプロンポン駅からでも20分足らずで着く。

私はマニアというほどではないが、
何種類かのサプリやビタミン剤を飲んでいる。

特に病院やお医者さんから処方されたものではないが、なんとなく習慣で毎日飲んでいる。

しかし海外での長期滞在の場合には、
その日数分のサプリやビタミンを持参しなければならないので、「そういったものが要らないカラダ作り」が1番大事だと痛感している。

健康のことなので費用を惜しむわけではないのだが、万が一持ってくるのを忘れたり、
何かの拍子に紛失してしまったりした時に、
現地で手に入らないストレスの方が大きい。

そう考えると、東南アジアでは野菜や果物が激安なので、食べ物によって健康なカラダを作るという「正しい生き方」をするべきだと殊勝なことを考えている毎日だ。