スマホがあれば情報不足にはならない

海外で生活していても、スマホ1つあれば情報不足に陥る事はない。

日本にいるときは朝と夜のNHKニュースを見ているが、その他のテレビは全く見なし、
海外では全くテレビを見ることがない

海外での日本の情報の 入手法が変化した

2年ほど前まではコンドミニアムやタウンハウスを賃貸で契約していたので、そこで日本のテレビが見れるサービスを導入していた。

月2000 バーツほどかかるが、リアルタイムで見ることもできるし、いくつ分の録画を見ることもできるので、それはそれで便利だった。

ただアダプタを接続するタイプで持ち運ぶのが大変なため、ノマド生活に移ってからは日本のテレビを見ることは全くなくなった。

NHKのニュースにしても、見なくても特に困ることもない。
海外にいる場合はスマホアプリで日経を読み、
Google ニュースでいろいろなサイトの情報を眺めている。

その他にTwitterを見ていれば、世の中の動きに疎くなることなどはない

海外日本人社会とメディアの役割

こういった媒体とは別に、海外にいて便利なのは現地でフリーペーパーだ。
中国の大連や上海にもあるし、
バンコクにもホーチミンにも日本人向けフリーペーパーがたくさんある。

海外で日本人社会にどっぷりとつかるのは好きではなく、日本人向けスーパーも時々しか行かない。

こういったフリーペーパーの広告を見ていると、現地の日本人社会の様子がよくわかる。

例えば、バンコクで1番有名なフリーペーパーのWISEの場合、コロナの前はかなり厚かったが、3分の1位に薄くなってしまった

コロナ後の海外日本食 ビジネスの展望

コロナの影響だけではなく、LINEでの情報発信に力を入れたためだと思うが、最近はまた少しページ数が増えてきたのでほっとしている。

このフリーペーパーで1番多いのはレストランの広告で、寿司・刺身、焼肉、焼き鳥、天ぷらの広告で大体8割を占めている。

過去にさかのぼって調べたわけではないが、
なんとなく以前に比べると大きなお店の広告が減ったような気がする。

もしかすると、コロナの影響や円安の影響があり、日本人社会で接待や会食の回数が減っているのかもしれない。

飲食店の場合は食材のコストだけではなく、
売り上げに占める人件費の割合も大きいので、
円安と現地の物価高は打撃だろうと思う。

日本食も居酒屋も大ブームではあるけれども、
海外でお店を展開して、それを長く維持していくのは簡単ではない。

安定して利益を確保することも難しいが、
もっと難しいのはスタッフの問題だと思う。

ウェイトレスや洗い場のスタッフであれば問題ないが、料理人の確保はなかなか大変だ。

テクノロジーと伝統の融合 海外で生きる日本文化

中国でもよく聞いたパターンだが、
人気の和食店に勤めていた板前さんが、
その店に数年勤めてノウハウを覚えて、
田舎に帰って和食店を開くというパターンだ。

焼鳥や焼肉はたくさんあるし、
韓国系の焼肉店の方が人気が高い。

しかし寿司と刺身に関しては中国系も韓国系も手が出ないので、この分野は日本の独壇場だ。

しかしカリフォルニアロールなどでもわかるように、寿司はお米と鮮魚の組み合わせなので、包丁1本あれば、いろいろな新商品を生み出すことができる。

タイもベトナムも人々の所得は上がってきているので、
「バンコクの有名店で10年修行」とか
「ホーチミンの和食の老舗〇〇仕込み」
などは強力なブランドになるのだと思う。