デュアルライフでの低予算海外生活

タイと日本のデュアルライフ

タイと日本を往復しながら暮らすデュアルライフを始めて9年になる。

途中にはコロナだ8カ月間ほど渡航できなかった時もあるが、それ以外は半分は海外で、半分は日本で暮らす生活を続けてきた。

ビジネスクラスと ドミトリーの組み合わせ

ANAのビジネスクラスで往復しながら、
時にはタイの首都バンコク市内で2段ベットのゲストハウスで生活を送るという、
普通では少し考えられないライフスタイルを満喫している。

ビジネスクラスの座席に座っているときは、
「多分、ここに乗っているお客さんたちで、
ゲストハウスの2段ベットに泊まる人はいないだろうなぁ」と思い、
ゲストハウスに泊まっているときは、
「ここに泊まっている人たちの中で、毎回ビジネスクラスで往復している人はいないだろうなぁ」などと思っている。

このブログにも何回も書いているが、
私はマイルの達人なので、
毎回ビジネスクラスで日本とバンコクを往復してもマイルが増えるばかりだ。

コロナ前は毎月往復していたので、3回に1回はエアアジアのビジネスクラスを利用していた。

こちらはマイルが使えないので航空券を購入していたが、最も安いときには4万円未満で往復することができた。

今は3ヶ月に一度のペースでバンコクに来て、
1ヵ月半ほど滞在してから日本に戻る生活だ。

マイル活用と低予算海外生活

もともと日本での生活コストは高い上に、
最近のインフレで食品も生活必需品もどんどん値上がりしている。

節約するのは苦手ではないが、
誰だって時には贅沢をしたい。

そういった意味でのセミリタイア生活は、
比較的コストの安い日本の地方都市に暮らしながら、海外の物価の安いお気に入りの都市との間を往復して暮らすデュアルライフが1番合理的ではないかと思う。

海外にいる時はバンコクを拠点に、
大好きなメコン川流域を回ったり、
隣りラオスやカンボジアに陸路で移動したり、
近距離国際便を使ってベトナムのホーチミンへ行ったりしている。

バンコクやホーチミンは大都市なので、
世界中の料理が楽しめるし、
日本の地方都市にはないおしゃれなバーやクラブもたくさんある。

バンコクを中心とした 海外生活の楽しみ

こういった生活が低予算で実現できる理由は、
航空券をマイルで手に入れ、
海外ローコストライフを実現しているからだ。

低予算で海外に暮らす場合、
まず大事なのは住居費の問題で、
これはゲストハウスを活用して解決できる。

航空券代は殆どかからず、
住居費も1日1000円程度で済むし、
食費に至っては1日500円もあれば十分だ。

だから海外での1ヵ月の生活費は
10万円位をめどにしている。

ある時の私の生活費の明細を紹介しよう。

◼️2週間の合計
ドミトリー4200฿(1泊300฿×14):17500円
食費その他:1780฿:7500円
外食:1800฿(昼3回夜2回):7500円
缶ビール:200฿(39฿×5本):800円
ウイスキー:700฿(350ml×5本):3000円
交通費:600฿(40฿/日):2500円
合計:9280฿、約4万円

この他にスマホのネット代が100฿、
ちょっとした日曜雑貨などがあるが、
2週間で4万円を見ておけば十分だろう。

お酒はあまり飲まないとか、
殆ど外食しないのであれば、
3万円でもお釣りが来る。

これだけ円安が進んでも1ヵ月7万円程度の生活は十分に可能なのだ。

これだけでは遊んだりすることも出来ないので、月の予算は10万円を目安にして、収入があれば使うし、収入がなければ節約をするというスタンスで良いのではないか。

ただし病気やケガなどの急な出費、パスポートやビザに関わる出費など想定外の出費にも備えが必要だ。

日本での生活に使う銀行口座は楽天銀行やPayPay銀行にしておき、そのデビットカードを用意しておくと良い。

3%程度の手数料がかかるが、イザという時にすぐに現金が用意できるので安心だ。