私は87歳6ヶ月で死ぬことに決めた

フルタイムで仕事をしている状態から、
セミリタイアを始めようと考えたとき、
色々と人生設計で悩み抜いた。

「何歳まで生きるかわからない」悩みと人生設計

誰でもそうだと思うが、

1番悩むのは「何歳まで生きるかわからない」

ということだ。

(公財)生命保険文化センターより引用

平均寿命とか平均余命を参考にして、
そこから+10歳になると考えたとしても、

「100歳まで長生きしたらどうしよう」
「もっと生きたらどうなるのだろう?」

などと考えてしまえば、
人生設計などできるわけがない。

寿命を自分で決めれば人生設計がクリアになる

何十年も先の事を悩んでも意味がないので、
私は87歳6ヶ月で死ぬことに決めた。

こうやって自分の寿命を勝手に決めると、
人生設計が格段にクリアになってくる。

5年とか10年単位で区切った節目ごとに、
どれぐらいの生活水準を保つか、
どれだけの収入があれば良いかなどを

ExcelやGoogleスプレッドシートで計算することができる。

その通りに人生が進むはずもないし、
絶対に計画通りに行くものではない。

ただ年齢を重ねていけば、その時点で軌道修正もできるので、とりあえず87歳と決めた。

期間を決めなければ計画も立てられないし、
そこでウダウダと悩んでいて、

「今という大切な時間」を無駄にすることの方がリスクが大きいと思う。

節目ごとに人生設計を軌道修正

これだけ変化の激しい時代で、
ビジネスチャンスがゴロゴロしているときに、あれこれ悩むより、
思い切って起業するとか、脱サラをするなど、

新しい人生を踏み出すためには、
とりあえずで良いので、自分の寿命を決めた方が簡単だと思う。

私は人生を7年ごとに分け、
節目ごとにライフスタイルを軌道修正して行くのが合理的な方法だと思っている。

6年ごとでも良いし10年ごとでも良いので、
ライフステージをいくつかに分けておき、
そのステージが変わるごとにライフスタイルを修正すると考えておけば計画が立てやすい。

30代と40代ではライフスタイルも違うし、
資産形成戦略も違ってくる。

さらに50代、60代となれば、今は考えられないような変化が色々と起きてくるのだと思う。

それは自分の体や心だけではなくて、
社会情勢や、大げさに言えば世界情勢も変わってくるのだろう。

AI時代の稼げる力:人間の体験のマネタイズ

そういった中で、

唯一頼れるのは「自分の稼げる力」であり、

若いうちからスキルを身に付けておく事は、
生きていく上で最大の武器だと思っている。

いまAI革命が爆速で進行中で、
単純な仕事は次々とAIに奪われていく。

単純な仕事だけではなく、アメリカではハリウッドの脚本家たちが「AIに仕事が奪われる」とストライキを行ったというニュースがあった。

ハリウッドの脚本家の仕事でさえAIが奪ってしまうのだから、
よほど創造性のある仕事でなければ生き残れないのかもしれない。

ただ、絶対にAIが真似のできないのが「人間の体験」だ。

人間にしかできない体験や経験をマネタイズすることができれば、
絶対に一生稼ぐことのできるスキルになる。

自分で言うのも変な話だが、私の経験もマネタイズできれば面白い。

早い段階からセミリタイアを始め、
なおかつ1年の半分を海外、
半分を日本で生活するという経験は、
あまり多くの人が持っているモノではない。

この経験を語り続けていけば、何らかの形で自分の幸福につながるのだと思う。