海外でリモートワークをしていて、一番心配なのは、スマホやノートパソコンの紛失や故障だ。
海外リモートワークのデバイス懸念
日本国内にいればいくらでも代替え手段があるが、海外を旅している場合はなかなか難しいことになると思う。
幸いこれまでは1度も経験してないのだが、
いざという時のためのバックアップ対策を考えてある。
まずスマホの紛失・故障対策は、iPhoneと iPad miniの組み合わせで何とかなると思う。
両方同時にトラブルになる可能性がゼロではないが、まぁ確率的にはゼロに近いと思う。
私が持ち運んでいるノートパソコンはChromBookだが、これが故障したり紛失したりするとかなり困ることになる。
Chromebookとリモートデスクトップ
Chromeブック上で使うGoogleドキュメントやスプレッドシート、あるいはGoogleカレンダーやGmailなどはスマホでも充分使うことができるし、iPad miniでも殆ど仕事には支障はない。
問題はリモートデスクトップ機能だ。
日本の仕事場に置いてあるデスクトップパソコンでなければ出来ない仕事があるので、
Chromeブックのリモートデスクトップ機能を使っている。
海外にいても、仕事場のパソコンを自由に操作できるので、とても便利だ。
iPhoneもiPadもリモートデスクトップアプリはあるが、画面が小さいだけではなく、操作できる機能にも制限があう。
緊急の場合ならいざ知らず、通常の業務を行うには限界があるので、この場合の対策をどうするかは頭の痛い問題だ。
パスワード管理と日本語変換の課題
紛失・故障対策とは別の話なのだが、
それぞれのデバイスでのパスワード管理と日本語変換辞書の共通化も頭の痛い問題だ。
サクサクと仕事をこなすためには、
日本語変換が素早くなければならないし、
様々なWEBアプリにログインするためには、
IDとパスワードの管理は非常に重要だ。
セキュリティには注意をしているので、
200件位登録してあるアプリやWEBサービスのパスワードは、殆ど全て一つ一つ違うパスワードを設定している。
もちろんハッキングされても問題のないサイトなどでは共通パスワードも使っているが、
正確な個人情報を入力しているサイト等では、
パスワード管理はかなり厳密に行っている。
これらを共通に管理するアプリもあると思うのだが、昔から使っているデバイスごとのアプリに慣れや愛着もあり、なかなか統一できないでいる。
日本語変換辞書はATOKを使っているが、
こちらは相当苦労した結果、
定期的に同期手動で同期させる方法まで辿り着くことができた。
Chromebookの特徴とおすすめポイント
リモートワークは私の3大特技の1つであり、
障害や困り事があればあるほど、
それを克服していくのが楽しみの1つだ。
時々質問されるのだが、Chromebookは、Googleが提供するChromeOSを搭載したノートパソコンで、ウィンドウズOSを搭載したウィンドウズ系ノートパソコンやmacOS搭載したMac系ノートパソコンと同列のものになる。
基本的にはパソコンの中にデータを保存しない仕組みなので、軽くて薄くて安くて、起動が早いという何拍子も揃った優れものだ。
ウィンドウズ系ノートパソコンのような重くて扱いにくい電源ユニットや太いケーブルもなく、タイプCの電源ケーブルだけでどこでも充電できる。
14インチディスプレイで駆動時間が10時間以上というスペックでも3万円未満で購入できるので、絶対にお勧めの逸品だと思っている。