東南アジアで実現する安定志向のセミリタイア生活

東南アジアで見つけた 快適なセミリタイア生活の拠点

私が中国から東南アジアに拠点を移した最大の理由は、
冬の厳しい寒さを避けるためだ。

上海は温暖なイメージがあるかもしれないが、
実際には冬はとても寒く、
滞在の際には服装にかなり気を使う必要があった。

私がバンコクを初めて訪れたのは2014年の12月で、
冬から解放されたような気分になったのを覚えている。

クールシーズンと呼ばれる穏やかな気候が冬の間続き、
日本で言えば、5月のGWの時のような爽やかさだ。

この快適さを知って以来、
日本の寒い季節は東南アジアで過ごすことが
自分のライフスタイルの基本となっている。

柔軟な働き方と自由時間の確保

セミリタイア生活といっても、
完全にリタイアしているわけではない。

私は週に5日、1日3時間の仕事を続けている。

日本国内のクライアント向けの資料を作成したり、
定期的にニュースレターを発行するなどの業務だ。

こうした働き方を続ける中で気づいたのは、
仕事の段取りがいかに大切かということだ。

スケジュールやプロジェクトの進捗管理だけではなく、
毎月のルーチンワークを処理していくためには、
どのような準備や手順が必要かを細かく設定しておく。

あらかじめクライアントには
「しばらくの間、少しお返事が遅くなります」
などと伝えておくことで、余計な気遣いを減らし、
自分のペースを守ることができる。

海外で起きそうなトラブル、
例えばネットがつながりにくいとか、
時差によるミーティングの時間の不具合などは、
あらかじめ細かく管理しておけば、
本当にストレスなく、日常業務をこなすことができる。

生活コストの低さがもたらす余裕

東南アジアを生活の拠点とする最大のメリットは、
やはり生活コストの低さだ。

たとえばバンコクの中心部でも外食費は日本の半額以下で済むことが多いし、住居費もリーズナブルだ。

私が住むコンドミニアムは60㎡(18坪)と広く、
完全家具付きで、プールなどの設備も整っているが、
東京の家賃と比較しても格段に安い。

このように生活費が少なく抑えられることは、
セミリタイア生活を経済的に支えてくれる大きな要因だ。

中国では物価の上昇が年々激しく、
急成長の経済に引っ張られて生活費も高くなっている。

それに比べ、東南アジアではまだ物価が安定しており、
少ない支出で豊かに暮らすことが可能だ。

規模を追わない安定志向のビジネスモデル

東南アジアでセミリタイア生活をしながら仕事を続けるにあたり、私が目指しているのは「規模拡大」ではなく「安定志向」のビジネスモデルだ。

私の周りには、売上を増やし、人を雇い、規模を拡大していくことを目指す経営者も多い。

しかしその分だけ責任や負担も増え、
結果として「働きづめの人生」になってしまう危険性があるのではないかと思っている。

必要な最低生活固定費と収入を見極め、
規模の拡大を追わず、
適正規模のビジネスにコントロールすることで、
様々な不安に左右されずに過ごせる。

これこそがセミリタイア生活を豊かにする重要なポイントだと感じている。

自分に合った安定した ライフスタイルを目指して

セミリタイア生活において大切なのは、
自分が「この生活で十分だ」と感じられるラインを見つけることだと思う。

私の場合、月曜から金曜まで1日3時間だけ働き、
安価で快適な生活を送れる東南アジアでの暮らしは、
理想に近い。

無理に収入や規模を追わず、
自分のペースを保ちながら、
今後もこのスタイルを続けていくつもりだ。