東南アジアで広がる投資・移住の可能性
日本から見ると、東南アジアにはまだ貧しい国も多く、投資や移住先としての選択肢に入らないかもしれない。
しかし、私はこの地域こそ、大きな可能性があると考えていて、タイやベトナム・カンボジアなどの新興国は経済成長が著しい。
低コストでのビジネスチャンス
例えばタイやカンボジアでは、現地の労働コストが日本に比べて非常に安い。
例えば、私がコロナ前にバンコクで経営していたAirbnbのミニホテルで雇っていたミャンマー人のメイドの場合は、月に約12000~15000バーツかかっていたが、カンボジアならその1/3程度のコストで雇える。
そのため、カンボジアでは複数のスタッフを配置して細かいサービスが可能になる。
日常会話レベルの英語ができるマネージャーやサポートスタッフを雇っても、合計で月1000ドル程度の人件費で収まる。
こうした労働者たちは私たち以上にスマホを使いこなし、LINEなどのツールで業務連絡が可能だ。
このような環境が整っているため、現地での事業運営もスムーズに進められるだろう。

成長の余地が大きい新興市場
カンボジアやタイといった新興市場は、一人当たりのGDPが日本に比べるとまだ低いが、それゆえに今後の成長余地が大きい。
タイの一部都市はすでに成熟しているものの、カンボジアのシェムリアップやプノンペンでは、インフラが発展途上である分、投資のリターンが高くなる可能性がある。
特に観光産業が盛んなシェムリアップは、東南アジアの中でもユニークな投資先だ。バンコクから1時間程度の距離であり、アクセスも良好なため、注目している。
タイの民泊事業では利回りが頭打ちになるケースも多いため、私はカンボジアに目を向けている。
投資対象として考える場合、マーケットの成長だけでなく、現地で質の高い通訳やインターネット環境が確保できるかどうか、停電の頻度といった要素も重要だ。
カンボジアはタイに近いこともあり、こうした環境が徐々に整備されつつある。
まずは現地に足を運んでみることの重要性
私は、東南アジアでの投資や移住を検討する際、まず現地に行って自分の目で確かめることを推奨したい。
情報だけで判断すると、どうしても貧困やインフラ不足といったイメージに捉われがちだ。
しかし実際に訪れてみると、その国のポテンシャルや現地の人々のエネルギーを肌で感じ取れるだろう。
私はバンコクを拠点にしつつ、カンボジアを含む近隣諸国を訪れ、現地の経済状況や生活水準を見て、投資先としての価値を確かめている。
現地での低コスト労働力を活用することでビジネスのチャンスが増え、投資のリターンも期待できる。
成長の可能を享受するためには、貧しいという先入観に囚われることなく、実際に現地に足を運ぶ必要がある。

