海外でのチップの相場と準備

日本にはチップを払う習慣がないので、海外で生活しているとチップの支払いで戸惑うことがある。昔のガイドブックに「感謝の気持ちを込めて枕の下に1ドルか2ドルを入れておきましょう」と書いてあったのをよく覚えている。

海外でのチップ文化に戸惑う

チップの相場はレストランの場合、15%から20%などといわれるが、私はあまり気にしたことがない。
料金にサービス料が含まれている場合もあるし、外国人向けレストランでお酒を飲んで会計を済ました場合には、それなりの金額になるので、15%のチップは高すぎる。

それでも、本当に気持ちの良いサービスを受けたときにはチップを払いたくなるが、あらかじめどれぐらいの金額を払うかを決めておかないと、その場で戸惑うことになる。

ベトナムでの心地良いサービス体験

偶然が続いただけだと思うが、ベトナムのホテルでの接客では、気持ちの良いサービスを受けたことが多い。
コロナの渡航制限が緩和された2022年に、久しぶりにホーチミンに行った時、フォングーラオ通りの近くにあるホテルに泊まった時のホテルマンの接客は素晴らしかった。

荷物を丁寧に扱ってくれるとか、説明が丁寧とか言うだけではなく、エレベーターの中での距離感や立ち振る舞いが「柔らかい」感じがしたのだ。
その時、私が気分が良かっただけなのかもしれないが、いわゆる「波長が合う相手」だったのだろう。

適切なチップ額の考え方

その時、私は迷わずチップを渡そうとしたが、2年以上ベトナムには行ってなかったので、ついチップの相場を忘れてしまった。
その時に100,000ドン(600円)を渡したのだが、その時のホテルマンの表情から「それなりの金額を渡した」ことがわかった。

日本の感覚で言うと2000円位の金額で、決して大きい金額ではない。
私は日本でチップを受け取った事はないが、例えば日本の宿泊業で働いている人たちが、外国人観光客から100円のチップをもらったら「なんだかなぁ」という感覚になる。
5000円とか10,000円のチップを受け取ることもあるだろうが、まぁ1000円札1枚というのが妥当なところだろう。

チップ用紙幣の準備が大事

こういった金額をあらかじめ想定しておいて、なおかつそれに合わせた紙幣を用意しておくと、戸惑いが少なくなる。
慣れていないとせっかくチップを渡そうと思ったのに、大きな紙幣しかなくて渡しそびれたりするのも寂しいことだし、逆に払いすぎるのも抵抗がある。

だからチップ用の紙幣を用意しておくことが大事だと思う。