セミリタイアの実態と課題
私は48歳でセミリタイア生活に入った。
リタイアといっても「のんびりと余生を送る」という生活ではなく、就労時間の拘束から解放され、すべてを自分の裁量で決めることができる生活に移行したという意味だ。
言い換えれば「好きなとき、好きな仕事を、好きなだけ」という生活に移行したのだ。
自由な働き方のプレッシャー
文章にすれば偉そうに聞こえるが、今のビジネスモデルも賞味期限がいつまで続くのかは誰も保証してくれないし、そもそも自分の人的資本を支える肉体的、精神的健康が阻害されるかもしれない。
この生活を始めて15年以上になるが、10年位前までは夜中に目が覚め、その後に資金繰りや返済に悩まされて何時間も寝れなかったことも珍しくはなかった。
そういったプレッシャーの中に身を置いていると、自然と「人的資本の耐用年数」を考えるのが日課となった。
健全なメンタル維持の重要性
100%とは言えないまでも、基本的には好きな仕事だけに取り組んでいるので、1日何時間でも仕事ができる。
ただ、自分のメンタルが乱れたり、心配事が増えてくると、いくら好きな仕事とはいっても、それが仕事から労働に変わってしまう。
その境目は、一重に自分のメンタルが健全な方向に向いているか、それとも不健全な方向に傾いているかの違いだ。

情報断捨離による精神的解放
私もいろいろなビジネススキルを身に付けているが、その中でも大事だと思うのが「情報量を減らす」ということだ。
自分のライフスタイルを貫く上で必要な情報はどんどん集めるが、無駄な情報や邪魔な情報からは極力遮断しなければならない。
物の断捨離だけではなく、情報の断捨離を進めていくと驚くほどに気持ちが楽になる。
こうやって大脳に入る情報量を制限する術を身に付けることが、ある意味、自分の稼ぐ力を長持ちさせる重要なスキルだと思っている。

