海外でも日本国内でも、1時間位のちょっとした外出の時にはスマホと財布と鍵だけで問題ないが、半日位の外出になるとモバイルバッテリーは欠かせない。
半日の外出に欠かせないアイテム
バッテリー容量は大きければ大きいほど良いのだが、持ち運びとなれば重さやサイズも大事な要素だ。
移動時間や待ち時間が多い場合はリュックにiPadを入れたり、場合によっては文庫本やChromBookを持ち歩くこともあるが、殆どの場合はスマホとモバイルバッテリーさえあれば困ることがない。
2年前から海外ノマド生活を始め、移動のために荷物やアイテムの軽量化と低容量下に取り組んでいる。
ベストセラー『自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと』の著者・四角大輔氏は登山家でもあり、2022年に著した「超ミニマル主義」の中で、「登山のアイテムや備品の選択では1グラムの差が命取りになる」と書いている。
登山家の教えから学ぶ携行品の軽量化
容量にもよるが、モバイルバッテリーは軽いものでは100グラム前後、重いものになると250グラム位になるから馬鹿にならない重さになる。
私も学生時代には白馬や乗鞍に登った事はあるが、いわゆる登山家ではないので、1グラム単位のこだわりを読んで驚いた。
単独で1週間ほどの登山ともなれば、装備品や食料等も含めてアイテム数は数百点になるだろうから、それぞれのアイテムで4〜5gの差を無視していたら、あっという間にキログラム単位の差が出てしまうのだろう。
そこまでの精度は必要ないが、ノマド生活での携行品も、少し気を抜けばアッという間に1キロ、2キロと増えてしまう。
「これは〇〇の場合に必要」、「これは〇〇だから必要」などと考えていたら重さも容量もどんどんと膨らんでしまう。
不格好だった大きなリュック
正直なところ、2018年頃までの私はこのパターンだった。
リモートワークやモバイルワークを追求するあまり、「どんな場所でも、仕事場と同じ環境」を目指していたため、荷物が際限なく増えていったのだ。
いま思うと恥ずかしいような話だが、モバイルバッテリーも通常用の10000mAhのものと、緊急用の2500mAhのものをリュックに入れていた。
当時、私が背負っていたリュックは40リットルのもので、友人や知り合いから「また今日も登山か?」などと良くからかわれたものだ。
携行品の軽量化に取り組み始めてからは、モバイルバッテリーはの10000mAhのものから6800mAhのものにダウングレードした。
その分、重量は196グラムから120グラムへと激減した。
その他にも、以前は毎日携行していたもので今は持ち歩かなくなったものの中には、スリッパ、緊急用カロリーメイト、プロジェクトペーパー、折りたたみ式卓上トレーなど、「本当に、それを使うのか?」というようなものがたくさん入っていた。
ミニマリズムの実践とその効果
ミニマリズムを追求していくと心が軽くなるのと同じように、色々なモノを持ち歩いていると「イザというときの不安」が減ってくるのも事実だ。
例えば緊急用カロリーメイトを2本持ち歩いていた理由は、2013年頃、関空で乗る予定だった上海行き東方航空の深夜便が2時間ほど遅延となり、その時に偶然に持っていたカロリーメイトがめちゃくちゃ嬉しかったからだ。
オートキャンプなどでも、テーブルからオーディオ設備まで、「それって、キャンプなの?」と思うような機材を運び込んでいる人がいるが、それぞれの考え方だと思う。
ミニマリズムを追求し始めてからは、身の回りの多くのモノが持つ情報量が潜在意識に蓄積され、それが脳疲労を起こすことを学んだ。
セミリタイア生活は「働きながら、のんびりとする」という難しい仕事なので、メンタルを穏やかに保つことが最も重要だ。
そういった意味では、モバイルバッテリーにせよカロリーメイトにせよ、1グラムはオーバーにしても、10グラムの違いが「人生を左右する」と言っても過言ではないかもしれない。(過言かもしれないが、、、)
