今から2029年頃までの6〜7年間は、若い人たちにとってサイドFIREとかアーリーリタイアを目指す絶好のチャンスだと思う。
絶好のチャンスというより、「最後のチャンス」といった方が良いかもしれない。
日本の大激動期が近づく
何故かと言えば、私の予測では2025年から2029年頃までの数年間は、日本の経済や社会にとって大激動の時期になると考えている。
国が抱える莫大な借金や財政の硬直化が限界を迎え、労働人口の減少や経済力の衰退により財政破綻・国家破産のXデーが訪れるのではないかと懸念している。
過去の歴史を振り返っても、日本の社会は80年周期で大きな変化を遂げている。
明治維新から80年後に敗戦を迎え、東京は焼け野原となった。
それから80年後の2025年頃に、再び社会が大きな転換期が来ると考えている。
こういった大転換期には、それまでの支配階級が没落し新興勢力が社会の主役となっていく。
歴史が示す80年周期の変化
明治維新では、ちょんまげを切り、着物を脱ぎ捨てて、いち早く洋服を着た者たちが社会の主役となった。
1945年の敗戦後には、太宰治の斜陽族に描かれているように、華族階級が没落し、それに代わって資本家や株主、不動産を所有する者たちが富裕層となっていった。
明治維新の80年前は天明の大飢饉や寛政の改革の頃で、武士階級が没落し、士農工商の最下層に位置づけられていた豪商や新興商人階級の台頭がハッキリした頃だ。
歴史は同じように繰り返す事はないが、必ず韻を踏む。
様々な理由で社会科激動し、世の中を支配している階級の中に様々な矛盾が発生し、やがてそれが限界点に近づいて大激動期を迎える。
新たなビジネスモデルの台頭
しかしいつの場合にも、大多数の庶民や平民はその変化に気づかず、いつの間にか新しい世の中に変わっていくのだ。
だから2025年から2029年頃と予測している次の大変革が起こっても、意識を研ぎ澄ましていなければ何が起こっているのかわからないまま時間が過ぎていくだろう。
次の大改革のキーワードは、IT革命やAI革命、メタバースやブロックチェーンになるだろうし、そういったものに関連付いたビジネスモデルを確立したものの勝ちだ。
今の時代は物よりも情報に価値があるので、「情報を求めている人に情報を伝えるビジネス」が圧倒的に力を持つ。
世の中がどんどんと高度化・複雑化していくので、それについていけない人たちにアドバイスを与えるのがビッグビジネスになるのだ。
絶好のチャンスと最後のチャンス
大変革のときには、従来は鉄壁と思われていた社会通念が根底から覆る。
例えば「会社に勤めて、マイホームを購入して、コツコツと貯蓄をする」という鉄壁の方程式が通用しなくなるだろう。
それと同時に、かつては負け組の方程式と思われた「フリーターで、マイホームを持たず、殆ど貯蓄もない」という生き方への評価も変わってくる。
社会の流れに敏感で、軽いフットワークで情報発信をすることができれば、それ自体がビジネスとなる。
数年後には日本円の価値が激減しているかもしれない。
そういった時に「物価の安い海外でのリタイア生活」に活路を求めたとしても、「物価が安かったのは昔の話ですよ」と鼻で笑われるのが関の山になるかもしれない。
だから、これからの数年間は稼ぐ力を鍛える絶好のチャンスであると同時に、最後のチャンスでもあるのだ。
