資産形成・資産防衛

セミリタイア・FIRE

円安・インフレと資産取り崩し

私はFIREや早期リタイアの資産取り崩しには否定的だ。円安やインフレを考えれば不労所得だけでは生活が困難で。しかし資産運用はセーフティーネットとして捉え、金融資産が重要なことは言うまでもない。最適な方法は世界株やアメリカ株に毎月一定金額を投資することだ。手数料や銘柄選びに迷うより長期の継続投資を重視し、とにかく早く始めることだ。
AIの時代

財政破綻の確率とFIREへの影響

日本の財政破綻の確率を10%程度と考えている。インフレは企業の売り上げと税収を増やす効果があり、政府にとって有利だ。インフレが緩やかに続けば、国の借金も自然と減少する。しかしインフレをコントロールするのは難しく、ハードランディングや自然災害などの複合危機が発生すると、事態はより複雑になるため、稼ぐ力を磨く必要があると思います。
AIの時代

FIREの「RE」の意味と生涯現役

FIREのRE(早期退職)の真の意味は、嫌な仕事を早く辞め、好きな仕事をして収入を得ることだ。情報革命やAI革命の時代には好きなことを仕事にし、収入を得ることが可能になった。その一方、単純労働が奪われ、中高年が社会から見放される現実もあり、生涯現役で働くビジネスモデルの構築が重要だ。「お金を貯めてFIRE」の考えはインフレの環境下では通用せず、生涯現役が唯一の生き残る戦略になると思います。
セミリタイア・FIRE

キャッシュレス化の遅れと円安

私は、世界がキャッシュレス化の波に乗っている中で、日本がこの動きに遅れをとっていると考える。特に、異なる銀行間の振込手数料が無料になれば、キャッシュレス化は加速するはずだ。海外の多くの地域では、QRコードを使った簡単なシステムでキャッシュレス決済が普及している。一方で、日本は文系優先の教育システムと情報革命に対する低い認識で、キャッシュレス化や情報革命に遅れを取っている。このため、海外でのセミリタイア生活においても大きな問題となり得る。
セミリタイア・FIRE

財政破綻がFIREに与える影響

私は2025年から29年頃に日本が財政破綻を迎えると考えており、サラリーマン、セミリタイア生活者、年金生活者全員の生活設計が根本から覆されるだろう。猛烈なインフレや社会の大混乱が予想され、自営業者やフリーランスも厳しい状況になる。しかし情報革命やAI革命を取り入れたビジネスモデルが確立していれば生き残ることができる。
セミリタイア・FIRE

セミリタイア実現とマイホーム神話

海外セミリタイア生活を少ない予算で早く実現するためには、マイホームを持たない方が良い。日本のマイホーム神話は、人口減少や世帯数の減少、住宅の過剰供給により崩壊している。住宅ローンに数十年を費やすことはリスクが高く、時間と金銭の自由を奪う。代わりに不動産投資やリスク分散を通じて、より柔軟な戦略が合理的だ。
AIの時代

情報革命に乗り遅れた衰退日本の末路

私は、日本の急速な衰退は情報革命に乗り遅れたことが原因だと思う。情報革命は新しい価値を生むが、既存の仕組みや組織に大きな変革をもたらすため、日本ではこれに対する抵抗が強かった。特に団塊の世代は、革命を受け入れる代わりに、組織温存を選択し、その結果、日本は国際競争力を失い、GDPランキングで韓国や台湾に抜かれるなど、衰退が明確になった。円安進行と実質賃金の低下が続き、団塊の世代の行動による社会的負担が若い世代に重くのしかかっている。
セミリタイア・FIRE

インフレ時代の資産形成は自分との約束

「人生100年時代」においては、節約や貯蓄より稼ぐ力を身に付けることの重要だ。私の提案は、スキルを身に付けるための学習を継続させるために、まず自分との約束を儀式化する。ただ一言、「そうだ、自分で決めたんだ」とつぶやくだけだ。ストレスに満ちた環境からの脱出も重要だ。
セミリタイア・FIRE

金融資産はセーフティーネットと考える

私は「生涯現役でゆるく働く」スタイルを提唱しており、生涯現役で稼ぎ、情報革命関連銘柄の長期継続投資で​​セーフティーネットとしての金融資産を形成するのがベストの選択肢となるが、暴落などに直面すると継続投資が困難な時もある。メンタルを平成に保つには「株式相場を見ない」のが一番だ。
セミリタイア・FIRE

ハイパーインフレとFIRE

私の母とその姉は戦前の満州国で生活し、敗戦後日本に帰国した。姉が投資した愛国国債はハイパーインフレのためにほとんど無価値に。コロナ後の市場の変動を見て、資産形成よりも資産防衛の重要性に気づき、それに注力している。